1日、環球時報は、韓国政府による高高度防衛ミサイル配備の動きに対して、韓国の市民がどのように考えているかを伝えた。写真は韓国人が多く生活する北京の望京エリア。

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2017年3月1日、環球時報は、「意外すぎる!中国のTHAADボイコットに対する韓国人の見方に深く考えさせられた」と題する記事を掲載。韓国政府による高高度防衛ミサイル(THAAD)配備の動きに対して、韓国の市民の反応を伝えた。

韓国では2月28日、ロッテがTHAAD配備用地として所有地の一部を韓国政府に引き渡す敷地交換契約を結んだ。これに対して、中国ではロッテの不買が呼び掛けられるなど、反発の声が高まっている。記事は「われわれがTHAADに対してこれほど強烈な不満を示していることを、韓国人自身はどう考えているのか」とし、韓国の若者2人の見方を紹介した。

中国で働いた経験があり、現在は韓国在住という女性は「周囲の友人が最も関心を寄せているのは中国やTHAADではなく、朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾だ」とコメント。記事は「韓国人から見れば、国の指導者である朴大統領が犯したミスはあまりにも多く、その大部分は韓国人の生活に直接影響するもの。それに比べればTHAADは大した問題ではないのだ」と解説している。

また、中国に留学中の女性は「ロッテは韓国企業だからTHAAD用地の取引をしたのではなく、ここ数年スキャンダルまみれだったため、韓国政府との関係を作ろうとした。彼らにとっては政府との関係の方が中国市場よりも重要なのだ」と説明したという。

女性はまた「どうして韓国政府は次の政権が誕生して中国と協議を行うのを待たずにTHAADの配備を強行しようとするのか理解できない」と語った。記事は、現在多くの韓国人がこの女性と同じような考え方を持つ傾向にあるとしている。(翻訳・編集/川尻)