チュニジア・ジェルバ島の動物園で飼育されているワニ(2007年5月6日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】チュニジアの首都チュニス(Tunis)の動物園で、来園者の一団が大きな石などをワニに投げつけ、死なせていたことがわかった。地元当局が1日明らかにし、「残虐な行為」と強く非難した。

 同市当局によると、ワニが死んだのはチュニスにあるベルベデーレ動物園(Belvedere Zoo)で、フェイスブック(Facebook)には血だらけのワニの頭部の画像が投稿された。ワニの頭部のそばには血が付着した舗装用の敷石とみられるもののほかに、大きな石が写っている。

 当局は「来園者の一団がワニの頭部めがけて石を投げつけ、ワニは内出血により死んだ」と述べ、この振る舞いを「残忍な行為」と非難した。

 同動物園のアモル・エンネイフェル(Amor Ennaifer)獣医師はAFPに対し、ワニは2つの大きな石をぶつけられて死んだと話し、園内には注意書きがあり警備員もいるが、特に学校の休みの期間などは、対策として十分ではないとの見解を示した。

 エンネイフェル氏は「園内には150種類以上の動物たちがいる。すべての柵の前に警備員を置くのは無理だ」と語り、「動物たちを大事にすることの必要性にみんな気付くべきだ」と述べた。
【翻訳編集】AFPBB News