ミラコレでもピンクの猫耳。女性の権利訴えたMISSONIのコレクション #MFW

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カラフルでポップな色使いとジグザグ模様で有名な、イタリア発の老舗ブランド「MISSONI(ミッソーニ)」。

先日ミラノでおこなわれた2017年秋冬コレクションでは、モデルたちが女性の権利を訴えるべく、ピンクのプッシーハット(ネコちゃん帽)を被って登場しました。

プッシーハットは結束の証。会場が一体となって女性の権利を主張

まずは通常通り、総勢40名のモデルが2017年秋冬コレクションを身に着けて、ランウェイをひと回り。その後、今度はピンクのプッシーハットをかぶって再登場しました。

これは、アメリカのトランプ大統領が「女のプッシー(アソコ)を掴んでやる」や「ビッチ(あばずれ)」と発言したことを受けてスタートした、「Pussy Hat Project(プッシーハット・プロジェクト)」の一環。

反トランプ政権を表すこのプロジェクトを、大胆にもランウェイに取り入れたのです。

観客も皆ピンクの帽子をかぶって、会場は一致団結。大盛り上がりしました。

すべてのことが不確かないま、いがみ合うのではなく団結しよう

ミッソーニファミリーの一員で、デザインナー兼ディレクターを務めるAngela Missoni(アンジェラ・ミッソーニ)は、ショーの最後で今回のアイデアをこんな風に語っていました。

「すべてのことが不確かで不明瞭ないま、世界中の人たちがひとつになるべきだと認識する必要があります。

国や文化が違っても、ひとつになることでもっと私たちは強くなれるし、危険から身を守ることもできる。互いの権利をリスペクトするためにも、ひとつになるべきなの」

社会情勢が急速に変わり始め、どこへ向かっているのかわからない不安を皆が感じているいま。「いがみ合っている暇はない。団結して結束しよう」と感じるのは、当然のことかもしれません。

ランウェイには世界をより良い方向に変えていくためのムーブメントがあふれている

今年のニューヨーク ファッションウィークでは、時代の動きに敏感なデザイナーたちが、不安定で理不尽な社会情勢を訴える姿が印象的でした。

でも、なにかと女性蔑視を思わせる発言を繰り返し、移民に対して強硬な姿勢を見せるトランプ大統領に憤慨しているのは、アメリカ国民だけではありません。

いま世界中がひとつになって、世界をより良い方向に変えていくためのムーブメントを作り出しているように感じます。

もうただのファッションショーじゃない。ランウェイには国や言葉、文化を超えた鋭いメッセージが込められていました。

[Pussy Hat Project, NYLON]

写真/gettyimages

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