探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情をご紹介。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細について、多くは語られないものです。気になるその詳細を美人探偵・山村佳子がその事件簿から解説します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントはどこなのかも紹介。

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今回の依頼者様は楢崎由香子さん(仮名・38歳)。彼女は社員30人規模の食品材料輸入会社の副社長です。最初に事務所に依頼にみえたときは、会社の経理担当部長の素行調査のためでした。私たちは浮気調査だけでなく、企業が依頼する社員の行動調査も得意としています。

由香子さんは、ロングヘアにレオパード柄のボディコンワンピース、フランスのハイブランドバッグに、底が赤いベージュのピンヒールを履いており、ゴージャスを絵にかいたような女性です。真っ赤なドイツ産のスポーツカーに乗っており、ご本人の美貌も加わって、とても迫力があります。ネイルに凝っているようで、豆粒くらいの大きさのビジューが埋め込まれるなど、工芸品のようなネイルをしています。。

「ウチの会社の経理担当者が絶対に横領しています。内部留保していたお金が、この2年間の合算で5000万円ほど消えているのに気が付いて、慌てて帳簿を精査しました。すると、1回50万円程度の高額な飲み代の領収書を何枚も発見しましたし、連絡がとれない人物に100万円を支払うなど、使途不明金が異常に増えています。今や会社は倒産寸前で、夫である社長は、従業員に給料の支払いを延期してもらっている状況です。妻として共同経営者として恥ずかしく、悔しく、怒りでいっぱいです」

由香子さんは海外のビジネススクールを卒業している才媛で、経営に詳しく、人脈も豊富。それを見込まれて、旦那様にプロポーズされたとか。会社では営業や人事を担当し、社員を大切にしているから、今回のことが許せないのだと涙ながらに語っていました。

そこで、早速、私達が怪しいとされる経理担当社員を徹底的に調査するも、なにも出てきませんでした。ほかにも数人の社員の調査を行なうも、ギャンブルの習慣や、買い物や女性がいる飲み屋さんへの出入りもナシ。金融商品やネット通販にハマっている形跡もありませんでした。

推理小説では犯人は意外な人物というのが面白いが、現実はどうなのか

動画と写真でまとめた報告書を由香子さんに提出したところ、「ホントに横領の事実はないのですね、疑って申し訳ないことをしてしまったわ」と反省していました。

となると、会社のお金に手を付けられるのは旦那様だけ、ということになります。

「ウチの夫は2代目で楽天的だけど、そこまでバカじゃないと思います。結婚して10年、そこそこうまくやって来ましたし、夫の父から帝王学みたいなものも仕込まれています。働いてくれている人との信頼関係がなければ、ビジネスは崩壊する。給料を支払えなかった時点で、私達は終わっているんです……でも、そんなこと考えているのは私だけかも。夫は何も考えていない様子で、ちょっとヘラヘラしてたかも……まさか夫が横領……!? もしホントなら、私は夫を絶対に許しませんよ。そういえば、8年前に結婚し、ここ2年間くらいレスだし、夫婦関係もうまくいっていません。夫の行動も今では興味もなく、共同経営者として叱咤激励ばかりしていますが……」

旦那様の行動をふりかえると、ゴルフと言って土日は家にいないことが多く、平日も交流会や会合を理由に、朝帰りをするなど怪しい行動がザクザクと。

「やっぱり、夫の調査をお願いします。彼は今日も金策と言って出かけています。できれば明日の夕方あたりからお願いしたいです」

夫婦関係がうまくいかないと感じたら、相手が浮気をしている可能性も。直感は意外なほど当たる。

出かけた先は、六本木の有名な飲食店……〜その2〜へ続きます

※本連載はプライバシーに配慮し、体験内容を変えない程度に一部書き換えています。