SUPER★DRAGON 毅・彪馬・楽

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 超特急やDISH//などを擁するEBiDANの中にあり、ダブステップとヘヴィロックをポップ・ミュージックに取り入れたエッジの効いたサウンドと、メンバーがステージを広く使って魅了するフォーメーション・ダンスやアグレッシヴなパフォーマンスで人気を集めてきた9人組ダンス&ボーカル・グループ、SUPER★DRAGON。彼らのデビュー・アルバム『1st Impact』は、全16曲に結成からデビューまでの約1年間が凝縮された、現時点のベスト・アルバムとも言える作品になっていた。その収録曲を通してこれまでの歩みを語ってもらったリリース直後のインタビューに続いてお届けするのは、3人ごとに分かれてメンバーそれぞれの個性に迫ったインタビュー企画。第一弾となる今回は、ファイヤードラゴンから毅、サンダードラゴンから彪馬と楽を迎え、それぞれの興味や好きな音楽、メンバーとの絆や憧れの先輩、そして目指すべき理想のグループの形を語ってもらった。(杉山仁)

「そのときの精一杯を出したつもりなのに、こんな感じだったんだ」(毅)

ーー今日はメンバーのみなさんそれぞれのパーソナルな話を聞かせてください。そもそも物心がついた頃、3人はどんな性格で、どんなことが好きな子供だったか覚えていますか?

楽:ちょっとだけ覚えているんですけど、僕は小さい頃からよく「家事をやりたい」と言っていたみたいです。それで実際に、3〜4歳の頃、掃除機を持っていたり、洗いものをしている写真が残っているんです(笑)。あと、小さい頃は外で遊ぶのはあまり得意ではなくて、工作をするのが好きでした。その当時はまだダンスには全然興味を持っていなかったです。

ーーへええ。そう考えると、今ダンスが得意になっているのは不思議ですね。

彪馬:僕はすごく普通の子供で、トミカとかプラレールで遊んでいました。「これが好きでずっとやっていた」というものはなくて、色んなものが好きでしたね。唯一小さい頃から変わらないのは、『クレヨンしんちゃん』が好きだということ(笑)。今も観てるんですよ。

毅:うちはあえてゲームを買わないような家だったので、外で遊ぶ子供でした。記憶に残っているのは車が好きだったことで、3歳ぐらいの頃は道路をクルマが通った瞬間に「アルファロメオ!」と車種を言っているような感じだったんです。幼稚園のときもずっとそうだったはずですよ。でも、その後『仮面ライダー』を知って、そこで一気に自動車のことを忘れてしまって(笑)。それからはライダーごっこや木登りをよくしていましたね。

ーーなるほど。お互いの小さい頃の話は、今のイメージ通りでした?

毅:楽は今も料理をするのが好きなので、家事が好きだったという話は今に繋がっていますよね。「工作が好き」というのも、特技の折り紙に繋がっているのかも。彪馬も色んなことに興味を持つところはそのままだよね。どこでも遊ぶ少年というイメージなので(笑)。

彪馬:(笑)。でも、毅くんが車好きというイメージはなかったかも! 僕も車は好きなんですけど、すごく意外でした。

毅:「このマツダ・カペラはこの時代のもの」ということも分かるような感じで記憶力は良かったかもしれないですね。

――では、みなさんが歌やダンスに興味を持ち始めたのはいつ頃だったんですか?

毅:僕は母親がピアノの先生だったので、小さい頃から自宅にグランドピアノがあるような環境だったんです。だから、自分にとって音楽はすごく近いものでした。ピアノも3〜4歳からずっとやってきたし、物心ついた頃から、それこそ戦隊ヒーローモノや『仮面ライダー』やアニメを観ながら、TVの前で歌ったりしていましたね。その頃から、目立つことが好きでした。そういう意味では今の活動とも繋がっているのかもしれないですね。

ーー毅さんは戦隊モノや『仮面ライダー』シリーズの主人公に抜擢されても似合いそうですね。彪馬さんと楽さんはどうですか?

彪馬:僕は小さい頃から芸能活動をしたいという気持ちはなくて、習い事もサッカーやスイミングをしていました。だから自分の場合、歌やダンスに興味を持ったきっかけはスカウトされたときだったんです。それまではそこまで歌やダンスに興味があったわけじゃないし、自分には遠いものだとも思っていて。でも、スカウトされて初めて興味が出てきたんです。僕はEBiDANに入るのがメンバーの中で一番遅かったので、最初はみんなとのキャリアの差をすごく感じました。でも、はじめてみたらすぐに好きになりましたね。「頑張ろう」というより、ただ楽しんでいたらのめり込んでいった感じでした。

楽:僕の場合は、お母さんが洋楽好きで、小さい頃から家で音楽がかかっていたんです。僕はOasisやGreen Dayが好きでした。ダンスはEBiDANに入ってからですね。

ーー活動をはじめた当初、憧れたり、目標にした人はいましたか?

楽:僕は洋楽の曲のMVをYouTubeで観たりしていましたね。

毅:僕はこの世界に入る前、中学生の頃にEXILEさんや三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEさんが好きでよく聴いていて、自分もダンス&ボーカル・ユニットをやりたいなと思ったのはすごく覚えていますね。

彪馬:僕もまったく一緒なんです。僕もそこでダンス&ボーカル・グループを知って、ダンスでも歌でも魅せられる姿に惹かれたというか。それが最初だったと思います。

ーーダンス&ボーカル・グループは、音楽とパフォーマンスの両方を追究しなければいけないので、ある意味総合格闘技的というか、とても難しいものですね。

毅:そうですね。ステージでの輝き方がすごいなと思ったし、ストレートにかっこいいと思ったんです。だから、いつか共演できる日が来たらいいな、と思っています。

ーー活動をはじめた頃は初めてのことばかりで、色々と大変だったんじゃないかと思います。中でももっとも印象に残っているのはどんなことですか?

彪馬:僕はファースト・ワンマンに向けて一気に新曲が増えたときが大変でした。1〜2週間に1曲ずつ増えていくようなスケジュールで、それを覚えるのに必死で。まだはじめたばかりだったので体力もなかったですしね。

毅:9人のフォーメーション・ダンスも、最初は全然慣れていなかったよね。

楽:僕も曲の振りを沢山覚える経験はSUPER★DRAGONに入るまではなかったので、最初はすごく大変でした。僕は立ち位置がなかなか覚えられなくて、みんなに「こっちだよ」って教えてもらったりしていました。

毅:最初は自分の中での理想像はあるのに、後から映像を見たら、手ぶりも何もかも全然それとはかけ離れたものになっていて。「そのときの精一杯を出したつもりなのに、こんな感じだったんだ」と分かったときにすごく悔しかったですね。でも、そのおかげで「ここはもっとこうした方がいいんじゃないか?」「ここはこれぐらいの加減がいいんじゃないか?」と探求心が芽生えてきたんですよ。

ーーそうやって何度も調整していったんですね。活動していて、3人はそれぞれどの瞬間が楽しいですか?

楽:僕はライブをしているときかなぁ。

彪馬:それはもちろんだよね。あと、表に出るときだけではなくて、地方に向かうときの移動の時間も楽しかったりするんですよ。メンバーと喋っていると新たな発見もあったりして、いい時間になっていると思うんですよね。

楽:僕は和哉と一緒になることが多いです。

彪馬:僕は洸希とが多いですね。でも、色々なメンバーとじっくり話す機会になるんですよ。

毅:彪馬と洸希は移動中もめちゃくちゃテンションが高いんですよ。ずっとゲームをしながら「あっ! ここ!」ってワイワイしていて(笑)。自分の場合は、ちょっと喋ったらゆっくり寝たりもするんですけど、2人はずっと元気……。

楽:彪馬はホテルに泊まったときもすごくテンションが高いんです。

毅:まぁ、それはみんなだね(笑)。僕の場合は、ライブももちろん楽しいですけど、やっぱり色んな方と音楽の話をして、好きな音楽を共有できる瞬間がすごく楽しいです。

「サカナクションの独特な世界観に惹かれた」(彪馬)

ーーみなさんが最近好きで聴いている音楽というと?

彪馬:僕はK-POPですね。防弾少年団が一番好きで、暇さえあればずっと動画を観たりしています。出演しているTV番組も観るんですよ。この間も、防弾少年団さんが出ていた韓国のボーイズ・グループの体育祭をひたすら観ていたら、毅くんに「そこまで好きなの?!」と言われて……。

毅:MVを観て勉強するのはよく分かるけど(笑)。

彪馬:「この人、足が速いんだ?!」とか、くだらないことが面白いんですよ(笑)。防弾少年団さんは音楽もすごく好きだし、ダンスも揃っていて、理想のグループのひとつなんです。

ーー彪馬さんは普段からダンス&ボーカル・グループの音楽を聴くことが多いんですね。

彪馬:ジャスティン・ビーバーやDJスネークのような洋楽も聴きますよ。この2人はコラボレーションもしていますよね(DJスネークの「Let Me Love You ft. Justin Bieber」)。EDMやダンス・ミュージックもよく聴くんです。

楽:僕はさっきも言った、OasisやGreen Dayを好きで聴きます。Oasisの「Don’t Look Back In Anger」は映画『BECK』で知って、「いい曲だなぁ」と思ったのが最初でした。聴くだけでどんなライブか想像できる曲ですよね。最近はGreen Dayの『Revolution Radio』を買って、クルマに乗っているときもずっと聴いていました。彪馬と一緒になったときには、K-POPのユニット名をたくさん聞くので、後で調べたりもしますね。

彪馬:和哉も、最近はK-POPも聴くようになってきているんですよ。

ーーメンバー間で音楽をシェアすることも増えてきているんですか?

毅:僕は彪馬とはたまに共有しますね。この間も、名古屋の会場の楽屋で、サカナクションの話で盛り上がったんです。彪馬が好きだというのはそれまで全然知らなくて。

彪馬:そうそう! サカナクションは僕もすごく好きです。TVドラマ『dinner』で「ミュージック」が主題歌になっていて、その独特な世界観に惹かれたんですよ。

楽:僕もサカナクションは好きですよ。あとはORANGE RANGEも好きです。ネットで音楽を探しているときに聴いてみたらすごくよかったんです。それでお母さんに聞いてみたら、ORANGE RANGEのこともよく知っていました。お母さんは昔からとにかく音楽が大好きで、家には好きな曲を録ったMDが10箱ぐらい残っていたりするし、昔ギターもやっていたみたいだし、それにピアノも弾けるんですよ。

ーーああ、本当に音楽が好きな人なんですね。

毅:楽のママはセンスが半端ないんです。楽はそれを継いでいる感じがしますね。それはファッションを見ていても感じる。

彪馬:なんか、アーティスティックな雰囲気があるよね。

毅:そうそう。絵を描くときの色使いもそうだし。お母さんから引き継いだものと、自分で生み出すものが合わさって独特のセンスになっているのかな、と。

ーーそういえば以前の取材でも、「ZEN-SHIN-ZEN-REI」のソロ・ダンス・パートのオーディションで、楽さんのダンスの発想にみんなが驚いたという話をしてくれました。

毅:そうなんですよ。きっと頭の中ですごく独特の構成を思いついているんだと思います。

ーー 一方、毅さんが最近聴いている音楽というと?

毅:僕は本当に色んな音楽が好きなんです。ロックだったらSuchmosも、ASIAN KUNG-FU GENERATIONも好きだし。初めて自分の意思でCDを買ってもらったのはB’zの『さよなら傷だらけの日々よ』でした。小学5年生ぐらいですね。ボイトレの先生ともB’zの話をするんですけど、稲葉さんのハイトーンミックスボイスを真似すると、歌が上手くなるよと言われました。それから久保田利伸さんや小田和正さん、山下達郎さんも親が好きで聴くようになりました。クリス・ブラウンやColdplay、ブルーノ・マーズも好きですね。ダンスで影響を受けたのは三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのNAOTOさん。非のうちどころがなくて、ストリートからの支持もすごいですよね。w-inds.もDA PUMPも好きです。ヒップホップだと、PUNPEEさんやS.L.A.C.K.さんも、KANDYTOWNのアルバムも大好きで聴いています。でも、ラッパーの方で一番影響を受けたのはKREVAさんですね。スキルもすごいし、伝えたいことがあって、「売れたい」と言っているどん欲さもかっこいいと思うんです。あと、三浦大知さんも赤西仁さんも本当にかっこいい。赤西さんは『GirlsAward 2016 A/W』で共演させていただいたときに、楽屋挨拶もできたんですけど、生まれた時からステージに立つ人なんだなと思います。もちろん、僕らは赤西さんや三浦さん自身になれるわけではないので、刺激を受けるところは受けて……。

ーー自分ならではのパフォーマンスを見つける、ということですね。

毅:そうなれるよう頑張っていきたいです。以前、三浦さんがマイケル・ジャクソンのパフォーマンスを引き合いに出して「かっこよすぎると笑いが起きる」と言っていたんですけど、三浦さんのステージはまさにそれでした。「こんなのありえないよ!」と思ったんです。

ーー音楽以外だとどうですか? 映画やファッション、趣味など、他にも色々と好きなものがあるんじゃないかと思います。

彪馬:ファッションだと、僕はストリート系が好きですね。K-POP風のファッションが好きで、パーカーも好きですし、スカジャンも好きですし。裏原宿に買い物に行ったりします。毅くんはファッションが好きだから長くなりそう(笑)。

毅:(笑)。もともとは彪馬みたいにストリート系のファッションが好きだったんですけど、『MEN'S NON-NO』のモデルで俳優の成田凌くんのコーディネートを参考にしていましたね。最近は、ファッションはもっと変態になりたいと思うようになりました。

彪馬:そういえば、この間TV番組の企画で、有名な雑誌の編集者の方3名に来ていただいて、メンバーのコーディネート対決をしたんですけど、まだコーディネートを選ぶ前、「誰の私服がお洒落でしたか?」という質問を受けた編集者の方が、全員毅くんを選んでいたんです。あとはジャンくんもすごいと言われていて、「この2人は誰が見てもお洒落なんだなぁ」と思いました。

毅:へええ、それは知らなかった!

楽:あと、僕は料理がすごく好きなんです。お母さんが熱を出しちゃったときに、作ろうかな? と思って作ったのが最初でした。それからは、時間があるときには「作りたいな」と思うようになったんです。

毅:楽は偉いよね。僕はマンガがすごく好きで、最近は『グラップラー刃牙』シリーズにハマっています。今は特に花山薫。器の大きさがすごいと思うんですよ。僕らがもっと頑張って認められたら、作者の板垣恵介さんにジャケット写真のイラストを描いてもらいたい(笑)。それぐらい好きです。今メンバーにも広めているところなんですけど、最近は彪馬も「次の読んでいい?」と自分から聞いてくるようになってきているんです。あと、玲於は花山薫の顔真似が上手い(笑)。本当にそっくりなんですよ。

「日本と言えばSUPER★DRAGONと思ってもらえるようになりたい」(楽)

ーー(笑)。それにしても、みなさんはSUPER★DARGONとしての活動もあって、学業もあって、この2つの両立はどうやってこなしているんですか?

毅:その辺りはもう、(SUPER★DRAGONとしての活動を続けながら先日高校受験に合格した)颯を見ていると本当にすごいと思います。自分には出来ないことをやっていて、本当に尊敬しますね。努力の天才というか、ああいう姿を見せられると本当に刺激を受けます。

彪馬:颯くんとは(受験直前だった)『ライブB♪』(TBS系)の収録で久々に一緒になって、そのときに「頑張ってね」という気持ちを込めて何か渡したいと思ったら、何も持っていなかったんです。それで、付けていた指輪を渡しました。そうしたら、颯くんがそのことについて書いたブログを読んだファンの人たちの間で「プロポーズしてるの?」という話になってたみたいで(笑)。

全員:はははは!

彪馬:まぁ、毅くんがあげていた昆布の方がもっと意味が分からないんですけどね。

毅:(笑)。(電車マニアの)壮吾も時刻表をあげたりと、みんな何かを渡していたんですよ。「じゃあ俺はどうしよう?」と思ったときに、そこにあったおつまみ昆布をあげました(笑)。でも、颯が書いていたブログの感じだと、大きな昆布を渡したみたいに見えるんですよね(笑)。

ーー(笑)。みなさん自身も学業との両立は大変じゃないですか?

毅:超特急のコーイチくんとご飯に行ったときも勉強の話をしました。コーイチくんは大学受験も経験しているし、身近にそういう先輩がいるのは本当にすごいと思いますね。

ーーすごいと思える人が努力を怠らない姿を見るのは、とてもいい刺激になりますよね。3人が特に尊敬する先輩というと?

毅:僕はDISH//の(北村)匠海くんと超特急のコーイチくんですね。個人的に連絡をしたり、ご飯に連れて行ってもらうこともありますし、匠海くんとは服の趣味が合うのでその話をします。この2月に出た超特急のツアーDVD『BULLET TRAIN LIVE TOUR2016 Synchronism』を観ても、僕が見る限り、ダンス&ボーカル・ユニットであそこまで個性豊かな声を出せる人ってあまりいないんじゃないかと思うんです。目指すアーティスト像もすごく考えていて、そういうところも尊敬しています。DISH//の匠海くんに関しては、俳優としてもあそこまで活躍していて、DISH//ではギターも演奏していて、日比谷野外大音楽堂では55曲のメドレーをしていて。化け物だと思うんです。ステージに立つ人間として尊敬するし、元旦の日本武道館のライブでも、歌がさらにすごくなっていて、努力家でもある。こんなにすごい先輩の背中を近くで観られるのは、本当に恵まれたことだと思います。

彪馬:僕は超特急のカイくんのダンスや、周りを見る観察力をとても参考にさせてもらっています。去年の『EBiDAN THE LIVE 2016』で(エイプリルフール企画から生まれた特別合同ユニットの)“超☆龍☆特急GT”として超特急さんと共演させていただいたときに、カイくんはダンスで引っ張ってくださって。16人いても、誰かがダンスを間違えていたら、それもちゃんと見てくれるんですよ。自分のパートだけでも大変なのに、人のところまで見てくれるのが本当にすごいと思ったし、自分もいつかそういうことができるようになりたいと思ったんです。

楽:僕はDISH//の匠海くんと超特急のタクヤくん。タクヤくんはファッションが好きで、超☆龍☆特急GTで共演をさせてもらったときもすごく優しくしてくれました。それで僕もそうなりたいと思ったんです。匠海くんは映画にも沢山出ていて、僕は『陽だまりの彼女』(松本潤/上野樹里主演の13年の映画)でも一緒になったんですけど、DISH//をやりながらも俳優業をやっていて、本当にすごいと思います。

ーー結成から1年が経って、デビュー・アルバム『1st Impact』もリリースして、自分たちが目指すアーティスト像、将来像のようなものも見えてきていますか?

毅: SUPER★DRAGONの名前をもっと沢山の人に知ってもらえるように頑張っていきたい、というのはもちろんですし、メンバーみんながソロでも活躍して、帰ってきたときにはダンス&ボーカル・ユニットとして力が見せられるような、そんなグループになっていけたら嬉しいです。今日話していてもそうですけど、メンバーは性格も個性も色々なので、そんな自分たちだけの魅力を出していけたらいいなと思っていますね。

楽:僕も日本と言えばSUPER★DRAGONと思ってもらえるようになりたいし、自分自身も色んなドラマや映画に出てみたいです。

ーーSUPER★DRAGONの曲にはダブステップやヘヴィロックを基調に様々な要素が入っていて、ダンス&ボーカル・グループはもちろんのこと、バンドともクラブ・ミュージックのアーティストとも競演できそうな雰囲気があります。

毅:でも、それぞれのシーンのスペシャリストの方たちが沢山いるわけですから、まずはそういう人たちにも認められるようにならなければいけないんだと思います。そのためには、楽曲だけでなく自分たちのパフォーマンスに対する努力が必要で、これからひとりひとりが音楽に向き合って、もっと成長していく必要がありますね。

ーーそれぞれのジャンルの本格的なファンにも認められて、同時にポップ・シーンでも人気のグループになれたら、それがSUPER★DRAGONにとっての理想的なゴールになるのかもしれないですね。

毅:たとえば、メタル・ファンにも、ロック好きにも、アイドルが好きな人にも支持されているという意味で、BABYMETALさんにはその要素があると思うんです。僕らもそうやって色んな人に認めてもらえるようなグループになれるように、頑張っていきたいです。
(取材・文=杉山仁/写真=竹内洋平)