1日、英紙デイリー・メールによると、過激派組織「イスラム国」(IS)が先日、中国国内でのテロを予告する動画を公開した。写真は中国の武装警察。

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2017年3月1日、英紙デイリー・メールによると、過激派組織「イスラム国」(IS)が先日、中国国内でのテロを予告する動画を公開した。

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動画では、新疆ウイグル自治区から加入したとみられる男が「帰国してテロを起こし、中国を『血の海』にする」と宣言している。ISが中国を威嚇するのは今回が初めてだという。

これに対して中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は3月1日、「中国はいかなる形のテロリズムにも反対し、テロ撲滅の国際協力に積極的に参加する。東トルキスタンイスラム運動に代表される東トルキスタンテロ勢力は、わが国や地域の安全、安定にとって重大な脅威である。われわれは国際社会と一緒に努力し、ともに東トルキスタンテロ勢力を撃滅することを望む」とコメントしている。

ISが動画を公開した2月27日、新疆ウイグル地区で大規模な反テロ宣誓集会が行われ、武装警察部隊の隊員約1万人以上がウルムチに集結した。集会では同自治区共産党委員会の陳全国(チェン・チュエングゥオ)書記が「テロ組織とテロリストを、人民戦争の広大な海に葬り去れ」と訓示を垂れた。また、同日には数千人の武装警察隊員を動員して、阿克蘇(アクス)、和田(ホータン)、喀什(カシュガル)などで反テロ演習が行われたという。

同自治区では長期にわたりテロの問題を抱えており、中国当局はテロがイスラム武装勢力や独立勢力によるものとしている。(翻訳・編集/川尻)