写真提供:マイナビニュース

写真拡大

セゾン情報システムズは3月1日、AI(人工知能)技術とロボット型デバイスを利用するコンシェルジュ・サービスの実用化に向けた研究開発を行い、3月7日から開催予定の「リテールテック JAPAN 2017」に参考出展すると発表した。

近年は消費者の購買行動が多様化しECサイトでの商品購入が増加傾向にあるため、小売業界の店舗では来店してもらうために、カフェを併設した店舗を展開するなど多様なサービスに取り組んでいる。

また、人口減少で労働力不足が深刻化する中、店舗で働くパートやアルバイトの人材不足が社会問題となっており、小売業界のような労働集約型サービス分野は多くの人手に頼らないビジネスモデルへの転換を求められているとのこと。

今回発表したコンシェルジュ・サービスは、利用客の声を正しく認識し、自然言語による会話で接客対応する。曖昧な問いかけにも自ら仮説を立てて推論・予測し、利用客のニーズに応じた商品を提案するAIの能力を利用して、新しい方法で利用客と繋がり、従業員の生産性向上を支援するサービス。

ロボットとコンピュータが自ら考え、学習し、自分なりの答えを導き出すシステムであるコグニティブ・コンピューティングを利用しているという。

同サービスでは、AI技術基盤としてマイクロソフトが提供するクラウド・プラットフォームである「Microsoft Azure」上の「Cognitive Services」を採用した。

同サービスの利用により、店舗でのコミュニケーションが活性化すると共に、人材不足問題に対しても、ロボットによる接客が解決の一助になると同社は考えている。これにより、利用客の満足度の向上や来店者の増加に貢献するものと同社は期待する。

今後は、同サービスを実際の店舗で利用する実証実験を行い、さらなるサービス強化をした上で、ビジネス化を図る予定という。

(山本善之介)