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米Microsoftは3月1日(現地時間)、ゲーム開発者カンファレンスGDC 2017(米サンフランシスコ、2月27日〜3月3日)において、Acer製の開発者向けMR(Mixed Reality: 複合現実)ヘッドセット「Acer Windows Mixed Reality Development Edition」を含む開発キットのロールアウトを3月中に開始すると発表した。またWindows Mixed Reality(WMR)をMicrosoft HoloLensやWindows 10 PCからXbox Oneに拡大する計画を明らかにした。

Microsoftの複合現実向け開発キットというと、PC機能を内蔵して単体で動作するMRゴーグルHoloLensの開発キットがすでに存在するが、同社はWMRで複合現実の体験を広くWindows 10 PCにも広げようとしている。Acer Windows Mixed Reality Development Editionは、WMR対応PCに接続して複合現実を実現するヘッドセットである。 高解像度液晶ディスプレイ(1440×1440)を2つ装備し、リフレッシュレートは最大90Hz。オーディオ出力/入力対応の3.5mmジャックを備え、PCとはHDMI 2.0(ディスプレイ)とUSB 3.0 (データ)で接続する。

WMR開発キットはAcer製MRヘッドセットのほか、ソフトウエア開発キット(SDK)、関連ドキュメント、Windows 10 Insiderプレビュービルドへのアクセス権などで構成される。

2015年〜2016年のMicrosoft HoloLens、2017年のWMR対応ヘッドセットとWindows 10 PCに続いて、Microsoftは2018年にWMRの体験をXbox Oneファミリーに広げる。詳細は不明だが、少なくともXbox Oneの性能強化モデル「Project Scorpio」(年内に登場する見通し)ではMRコンテンツを楽しめるようになる。WMRに関しては今後、Microsoftの開発者カンファレンス「Build 2017」(5月10日〜12日)や、北米最大のゲームカンファレンス「E3 2017」(6月14日〜16日)で追加情報を公開していくという。

(Yoichi Yamashita)