1日、韓国の人気女優ソン・ヘギョが、日本からの独立運動を記念する祝日「三一節」に合わせ意義のある行いをしてくれたと韓国で大きな話題になっている。写真はソン・ヘギョ。

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2017年3月1日、韓国の人気女優ソン・ヘギョが、日本からの独立運動を記念する祝日「三一節」に合わせ意義のある行いをしてくれたと韓国で大きな話題になっている。日刊スポーツなど韓国の複数のメディアが伝えた。

ソン・ヘギョは同日、韓国の広報活動を行う徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授と共に、「海外で出会ったわが歴史の物語−東京編」と題した案内パンフレット1万部を制作し、東京都内の施設に配布したことを明らかにした。徐教授が企画を担当、制作費は全額ソン・ヘギョが支援した。

全面カラー、韓国語と日本語で記されたパンフレットでは、1919年2月8日に日本の統治に抵抗し東京で発せられた独立宣言の関連資料を展示する「2・8独立宣言記念資料室」、独立運動家・李奉昌(イ・ボンチャン)が昭和天皇に向かって爆弾を投げた所や李の処刑地など、韓国の歴史を伝える場所が詳しく紹介されているという。徐教授は当初、2・8独立宣言記念資料室にパンフレットの寄贈を申し出たが許可が下りず、1万部は韓国からの若い観光客が多く訪れる東京都内のゲストハウスなど10カ所に配布された。

ソン・ヘギョと徐教授コンビはこれまで、中国や米国の韓国史に関する施設12カ所にこうしたパンフレットを作成し寄贈してきた。今後、東京に次いで京都、ロシア・ウラジオストクに関してもパンフレットを制作・配布する計画だ。

ソン・ヘギョは昨年、主演ドラマ「太陽の末裔(まつえい)」が大ヒットしたほか、三菱自動車のCM出演オファーを同社が「戦犯企業」の系列との理由から断り、韓国のネット上でたびたび絶賛を浴びていた。今回の「善行」にも2000を超える声が寄せられており、「拍手!」「本当に尊敬できる人だ!」「君こそ本当の外交部」「行動で示す愛国、応援します」「マジで天使」「顔もかわいい上に心掛けもやることもすてき。反則だよ〜」「大きな意味のある日に、意味のあるお金の使い方をしてくれた」など、コメント欄は称賛の声であふれている。

また「こうして有名人が動いてくれれば、正しい歴史認識につながると思う」と期待を語る声や、「こういうことを民間人がやるまで何もしないでいた政府は反省してくれ」と政府を批判する声もみられた。(翻訳・編集/吉金)