新星なでしこ、アルガルベ杯は黒星発進…横山の追撃弾及ばずスペインに敗れる

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 FPFアルガルベカップ2017第1節が3月1日に行われ、日本女子代表(なでしこジャパン)とスペイン女子代表が対戦した。

 高倉麻子監督体制初の主要国際大会に臨む新生なでしこ。同大会での最高成績は2012年と2014年の準優勝で、今大会は初優勝を目指す。初戦の先発には、GK山根恵里奈、DF鮫島彩、DF高木ひかり、DF熊谷紗希、DF北川ひかる、MF阪口夢穂、MF佐々木繭、MF中島依美、MF中里優、FW増矢理花、FW田中美南の11名が起用された。

 なでしこはスペインの素早いパス回しや高い位置からのプレッシャーに苦しみ、なかなか試合の主導権を握る事ができない。守備陣がしっかりと守ったことで失点は免れたが、決定的なチャンスを作り出すことができないまま、0−0で前半を折り返した。

 なんとか試合の流れを変えたいなでしこはハーフタイムに佐々木と増矢を下げて、長谷川唯と横山久美を投入した。だが、先制したのはスペインだった。59分、ペナルティエリア手前左でボールを受けたシルビア・メセゲルが右足を振り抜くと、低い弾道のシュートがGK山根の手を弾いてネットを揺らした。

 さらに71分、スペインは高い位置でボールを奪ったオルガ・ガルシアがドリブルで持ち上がり左足で狙うと、DFに当ってコースが変わったシュートがゴールへ吸い込まれ、リードが2点に広がった。

 なでしこは81分、長谷川からのスルーパスでディフェンスラインの裏に抜け出した横山がGKとの一対一を制してシュートを流し込み、1点差に詰め寄るゴールを奪った。

 その後はなでしこが敵陣に押し込む時間が続いたが、残り時間で同点ゴールを奪うには至らず、試合はこのままタイムアップ。スペインが2−1で勝利を収め、なでしこは黒星スタートとなった。

 同大会は12カ国が3組に分かれて総当りのグループリーグを戦い、その後、勝ち点に応じて順位決定戦が行われる。日本はスペイン、ノルウェー、アイスランドとともにB組に入っており、3日にアイスランド、6日にノルウェーと対戦する。

【スコア】
なでしこ 1−2 スペイン女子代表

【得点者】
0−1 59分 シルビア・メセゲル(スペイン)
0−2 71分 オルガ・ガルシア(スペイン)
1−2 81分 横山久美(なでしこ)