セゾン情報システムズは1日、AI(人工知能)技術とロボット型デバイスを活用したコンシェルジュサービスの実用化に向けた研究開発を行い、7日から行われる「リテールテックJAPAN 2017」に参考出展すると発表した。

 今回開発したコンシェルジュサービスは、小売店舗での利用を想定したもので、ユーザーの声を正しく認識し、自然言語による会話で接客対応を行う。AIの能力を活用することで、曖昧な問いかけにも自ら仮説を立てて推論・予測を行い、ユーザーのニーズに応じた商品を提案するといった新しい方法で対応し、従業員の生産性向上を支援する。ロボットとコンピューターが自ら考え、学習し、自分なりの答えを導き出すシステム、コグニティブ・コンピューティングを活用しており、AI技術基盤にはマイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上の「Cognitive Services」を採用した。

 今後は、実際の店舗で活用する実証実験を行い、更なるサービスの強化を行った上でビジネス化を図る予定。セゾン情報システムズでは、店舗でのコミュニケーションが活性化するとともに、今後の人口減少などから想定される人材不足問題に対しても、ロボットによる接客が解決の一助になるとし、顧客満足度の向上や来店者増加などへの貢献を目指すとしている。