携帯電話としての原点に立ち返ろうではないか。スマートフォンは高機能すぎるんだ。

世界最古レベルの携帯電話「Nokia 3310」が復活、52ドル(約5,800円)で発売されることは先日お伝えしましたが、この2017年に登場した古くて新しい携帯電話は、どれだけのことができるのでしょうか?

今回はバルセロナで開催中のモバイル・ワールド・コングレス 2017(MWC)で展示されているNokia 3310の実機より、実際にできることできないこと調べてまとめました。


Nokia 3310 何ができる? 1


Niokia 3310でできること

・電話をかける:発売元のHMD Globalの公称では、スタンバイ時間は744時間(ほぼ1ヶ月)、バッテリー持続時間に22時間。

・SMSの送受信


Nokia 3310 何ができる? 2


・写真と動画の撮影:でもクオリティは一切期待しないでください。2メガピクセル、LEDフラッシュを搭載しています。

・FMラジオが聴ける

・音楽が聴ける:MP3プレイヤーを搭載、microSDカードからミュージックライブラリに追加できます。Nokia 3310には3.5mmのイヤホンジャック、さらにBluetooth 3.0もサポートしているのでワイヤレスイヤホンも利用可能。音楽再生のみで51時間バッテリーが持続します。

・カレンダーがチェックできる

・アラームが設定できる

・音声メモ、またテキストでのメモがとれる:でもNokia 3310のキーボードでテキスト入力するのは、おすすめできません…。

・電卓が使える

・自分の街の天気がわかる


Nokia 3310 何ができる? 3


・ゲームをする:Nokiaのクラシックゲーム『Snake』の新バージョン等、いくつかのゲームがインストールされています。

・Webサイトをみる:Nokia 3310には「Opera」ブラウザがインストールされていますが、もんのすごく遅いです。なぜなら、3Gよりも遅い2.5Gのモバイルネットワークしかサポートしていないから(現在は4Gが主流。もうすぐ5Gも来るところには来るというのに)。Webブラウジングはできないこともないけれど、とにかく遅いことは覚悟しておいてください。さらに、サイトをスクロールするにはスクロールパッドを使うのですが、想像以上に使いづらいです。


Niokia 3310でできないこと


・メッセージを気持ちよく早く打つこと:90年代のキーボードを使っているという気持ちに切り替える必要があります。アルファベットが入力しづらすぎます。

・GPSナビゲーション:Nokia 3310にはGPSが入っていないので、地図系サービスはありません。

・SNS:TwitterもFacebookもInstgramも一切できません。

・チャット:LINE, Facebook Messenger, Snapchat, WhatsApp, Telegramといったメッセージアプリも一切使えません。


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さて、Nokia 3310はどんな人、どんなシチュエーションに向いているのでしょう?

例えば旅行に行くときなどに、とりあえず持ち歩くのに良さそうです。充電器要らずで数日間使えて、最低限のオンライン状態は保てますね(モバイルネットワークが利用可能な限り)。とにかく軽くて小さいので、バッグに突っ込んでいてもまったく邪魔にならなそうです。またスマートフォン嫌いな爺さん婆さんにもオススメだし、SNS疲れした若者にもデジタルデトックス端末として人気がでちゃうかも。

17年前のNokia 3310は本当に丈夫で、ほぼ壊れなかった名機でしたが、2017年版Nokia 3310の耐性はどんなんでしょうね。今も現役でNokia 3310使っている人が最近話題になったように、かつてのNokia 3310は防水仕様でないのにも関わらず、いかなる受難をも乗り越えいつでも蘇ってきたものです。

2000年に発売開始し2005年に製造停止されるまで、1億2600万台が作られ、携帯世紀なら紀元前の伝説の至宝「Nokia 3310」。それから17年の時を経て蘇った、古くて新しいNokia 3310はいかがでしょうか? 日本での発売は不明ですけどね…!

・世界最古レベルの携帯電話「Nokia 3310」がまさかの復活、発売へ
・世界最古レベルの携帯電話、Nokia 3310を現役で使う男

image: Carlos Zahumenszky / Gizmodo en Español
source: Nokia

Gizmodo US - [原文]
(mayumine)