28日、在インドの米国大使館はこのほど、チベット亡命者で構成される女子サッカーチームへの査証(ビザ)発給を認めなかった。写真はホワイトハウス。

写真拡大

2017年2月28日、米華字メディア・多維新聞によると、トランプ米大統領が中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と電話会談し、中国と台湾は不可分だとする「一つの中国」の原則を尊重すると伝えたのに続き、在インドの米国大使館はこのほど、チベット亡命者で構成される女子サッカーチームへの査証(ビザ)発給を認めなかった。

インド紙ヒンドゥスタン・タイムズによると、米国大使館からビザ発給を拒否されたことで、このチベット女子サッカーチームは、米国で最も長い歴史を誇る国際ユース大会、ダラスカップに出場することができなくなった。米国人女性教師のキャシー・チルダース氏が率いるチームは、最初のチベット亡命女子サッカーチームだ。

チルダース氏は「米国大使館はわれわれがそこに行く強い理由がないと述べ、ビザ発給を拒否した」と語る。19人の選手はインド、ネパール、難民のパスポートを所持している。

2011年創設のチームは、15年にサッカーイベントに参加するためドイツを訪れている。今回は英国の元サッカー選手でマネージャーのゴードン・ハロルド・ジャゴ氏からダラスカップに招待されていた。

チームはフェイスブックにビデオを投稿し、失望を表明するとともにジャゴ氏に感謝の気持ちを伝えた。選手の1人は「(招待を受けた)初日からこの旅行を楽しみにしていた。それは訪問先が米国だったからではない。私たちの国チベットを世界に紹介する機会を提供してくれたからだ。私たちは本当に興奮していた」と語っている。

中国は世界のすべての国と地域に対し、インドにいる亡命チベット人組織を認めることに反対している。(翻訳・編集/柳川)