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仏Wiko(ウイコウ)は、世界最大級のIT・モバイルの展示会「Mobile World Congress(MWC) 2017」にて、スマートフォン新製品「WIM」を発表。同社ブースでは、デモ機が展示されていた。

ウイコウはフランス発のスマートフォンベンチャー。2011年にフランスで生まれたモバイル端末ベンチャーで、2017年2月、34カ国目の参入国として日本に上陸。投入第一弾スマホとして「Tommy(トミー)」を発表し、25日に国内販売を開始している。

今回発表された「WIM(ウィム)」は、ミドルハイクラスのAndroidスマートフォンだ。本体は5.5型とやや大きめで片手には余るが、展示されていたホワイトカラーの実機は金属製のフレームと、背面のセラミックのような質感が手に馴染む印象。ディスプレイは、解像度が1,920×1,080ドット(401ppi)のフルHD。AMOLEDを採用し発色は良かった。

○カメラ機能に注力、暗い場所での撮影を最適化

最大の特徴は、"プロ並の高機能"をうたうAF搭載デュアルカメラの搭載。背面上部に上下に並んで搭載され、ひとつが13MP RGB、もうひとつが13MP BWセンサー(Sony IMX258)を備えている。

カメラ機能では、暗い場所での撮影を最適化し被写体を明るく映する機能や、背景・手前のボケ味をユーザー側が自由に設定できる機能など、手ぶれ補正機能を搭載。また、前面には16MPのインカメラを備え、セルフィー用途の高精度顔検出が可能。明るさ調節やメイク効果など、ビューティ撮影機能も用意されている。

ブースでは低照度撮影機能が紹介されていたが、まだ最終調整中ということで残念ながら写真撮影はNG。デモンストレーションでは曇天下で被写体だけを自動で明るく映す機能などが紹介され、暗い場所でも適切な明るさで撮影できていた印象だった。

プロセッサは、Snapdragon 626(オクタコア)を採用。バッテリは3,200mAhで、Quick chargeにも対応する。メモリは4GB、ストレージは64GB。

グローバルでの発売は2017年6月頃で、発売国により異なる。日本への投入は未定だが、同社代表取締役社長の前田浩史氏によると「可能性は大いにある」とのこと。今回の「WIM」はスペック的にはミドルハイクラスだが、「カメラ機能やデザインなど、ハイエンドに遜色ない機能を詰め込んでいる"大人のエンターテインメントガジェット"」とアピール。デザインにも注力しており「デザインはマルセイユで手がけている。WIMの国内投入では一押しのカーボンデザインを投入したい」と語る。

価格は399ユーロ。日本で販売する場合は価格もかなり"寄せる"予定。前田氏は「2017年内に、国内で驚くようなスマートフォンを3機種くらい出したい」とコメントした。

(村田奏子)