少女たちが意地悪な先生に立ち向かう!

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 第89回アカデミー賞短編実写映画賞を受賞した「合唱」が、過去のアカデミー賞受賞作とともに3月1〜31日に神奈川・横浜の短編映画専門映画館ブリリアショートショートシアターの特集「アカデミー賞ショートフィルムプログラム2017」で上映されることが決定した。

 「合唱」は、1990年代のハンガリー・ブダペストを舞台にした少女たちの物語。転校したばかりでまだ新しい学校に慣れない、おとなしい性格の10歳の少女ジョフィーは、校内の有名な合唱団に入り、そこで人気者のクラスメイト、リザと仲良くなるが、やがて合唱部の隠された秘密を知ることになる。クリストフ・デアーク監督がメガホンをとった。

 同作は、米アカデミー賞公認のアジア最大級短編国際映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2016」で、グランプリを獲得。デアーク監督は受賞の際に「自分の作品がこんなにも遠くの国で皆さんの心と共鳴するなんて夢のまた夢でした。中には自分が子供時代に悩んだ経験を重ね合わせて話をしてくださった方もあり、この作品の社会的な面が多くの人に伝わっているという実感ができたことをとても嬉しく思いました」と喜びを語っていた。

 同映画祭&ブリリアショートショートシアターの代表を務める別所哲也は、「オスカー受賞を心からお祝いします。クリストフ監督の努力が最高の形で実を結び、とてもうれしく思います。私たちは映画監督たちが世界で輝く一歩となればと思い、この19年間映画祭を続けてきました。今後も若い映画制作者たちが才能を発揮できるよう、応援をしていきます」コメントを寄せている。

 特集上映「アカデミー賞ショートフィルムプログラム2017」では、「合唱」をはじめ、第88回アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞したチリのアニメーション映画「ベア・ストーリー」、第88回アカデミー賞短編実写賞を受賞したイギリスの実写映画「僕はうまく話せない」を上映する。