3月1日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前日比274円55銭高の1万9393円54銭で取引を終えました。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、トランプ米大統領の施政方針演説が「無難に終わった」ことが買い安心感に。外国為替市場でドル/円が一時1ドル=113円台後半まで上昇し、2月28日の東証取引時間中の112円台半ばからドル高・円安に振れたことも押し上げ要因になりました。

 東証1部33業種中、機械、保険など32業種が上昇、一方、パルプ・紙は下落しました。個別銘柄では、東海カーボン、マツダが買われ、日本水産、静岡銀行は売られました。TOPIX(東証株価指数)は前日比17.77ポイント高の1553.09。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=113円40銭台で推移しています。

「3月利上げ観測」高まるか

 トランプ大統領は施政方針演説で、1兆ドル(約113兆円)のインフラ投資や法人税減税、中間層向けの税負担軽減などに言及。それらの具体案については言及しませんでしたが「失望感を誘う内容でなかったことや、米連邦準備制度理事会(FRB)の3月利上げ観測を背景にドル/円が1ドル=113円台後半まで上昇しました」(八代さん)。

 今夜は、2月の米供給管理協会(ISM)製造業景況指数やベージュブック(地区連銀経済報告)などが発表される予定。3月利上げ観測が高まる内容であれば、ドル/円が一段と上昇する可能性もあるそうです。

(オトナンサー編集部)