喧嘩を仲裁しようとした男性、脳死状態に(出典:http://ewn.co.za)

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南アフリカのハウテン州アルバートンのバーで、喧嘩を仲裁した男性が攻撃され脳死状態に陥った。アーティストでもありサーファーでもあったルディ・ヴィンクさん(30)は、ある男にビリヤードのキューで目を突かれてしまったのだ。

2月21日夜、ヴィンクさんは母親とバー「Mitzy's Biker Pub」にやってきた。その時、ある男がバーの経営者と喧嘩をしており、ヴィンクさんはそれを止めようと間に入った。すると逆上した男は、ビリヤード台に置いてあったキューを持つと瞬時にヴィンクさんの顔めがけて突いたという。ヴィンクさんは倒れ、男はそのまま立ち去っている。

ヴィンクさんはすぐに病院へと搬送されたが、家族は非情にも医師から脳死の宣告を受けた。オーストラリア人の婚約者は23日朝に駆け付け、家族らは彼の臓器を提供することを決断、悲しみの中で生命維持装置のスイッチを切った。2月23日午後8時15分、ヨハネスブルグにて臓器提供の手術が行われた。

彼の心臓はケープタウンへ送られた。肝臓は子供と大人にそれぞれ移植されるという。また腎臓もそれぞれ移植を待つ患者のもとへと届けられたとのこと。ヴィンクさんの婚約者(25)によると、臓器提供により8人以上の命を救うことになるそうだ。

また婚約者は、次のように気丈に語っている。

「ルディは実に面白く、すばらしい人物だった。彼の臓器が人々に生きるチャンスを与えたということを慰めに生きていくしかない。彼は私たちの心の中に生きているから。」

その後、52歳の容疑者が自首してきたため、警察はこの男を殺人の罪で逮捕した。

出典:http://ewn.co.za
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)