1日、フィリピンの華字紙・フィリピン商報によると、同国内でドイツ人が武装勢力に殺害された事件について、ドゥテルテ大統領が謝罪するとともに、中国にマラッカ海峡周辺のパトロールを依頼していたことを明かした。資料写真。

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2017年3月1日、フィリピンの華字紙・フィリピン商報によると、同国内でドイツ人が武装勢力に殺害された事件について、ドゥテルテ大統領が謝罪するとともに、中国にマラッカ海峡周辺のパトロールを依頼していたことを明かした。資料写真。

フィリピン南部で先日、反政府武装勢力アブサヤフの人質になっていたドイツ人男性1人が、首を切られて殺害された。同大統領は2月28日に、現地メディアの取材に対して「ドイツ人が首を切られたことを申し訳なく思う。家族に哀悼の意を示すとともに、ドイツ国民と同様悲しみを感じている。空中作戦も含めて人質救助に努めたが、ジャングルは広大だ。テロリストは多くの場所に隠れている」と語った。

また、テロリストの掃討に手を焼いていることを認めたうえで「外交慣例に沿っているかは分からないが、中国大使に対してマラッカ海峡一帯のパトロールをしてもらうようお願いしたことがある。フィリピン南部海域とマラッカ海峡は重要な国際海域で、海賊の存在が各国の船の安全な航行を妨げている。中国は海上兵力が非常に強いので、中国に協力してもらえないか聞いた」と明かした。しかし、中国側がどう反応したかについては言及しなかったようだ。(翻訳・編集/川尻)