日本のラーメンは台湾で人気を集めており、現地に店を出す日本の有名店も少なくない。しかし、日本のラーメンを愛する台湾の人びとには「どうも日本で食べた時と味が違う」と感じる人がいるようだ。台湾メディア・東森新聞網は27日、台湾のネット上でこの件についての議論が盛り上がったとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本のラーメンは台湾で人気を集めており、現地に店を出す日本の有名店も少なくない。しかし、日本のラーメンを愛する台湾の人びとには「どうも日本で食べた時と味が違う」と感じる人がいるようだ。台湾メディア・東森新聞網は27日、台湾のネット上でこの件についての議論が盛り上がったとする記事を掲載した。

 記事は、台湾のあるネットユーザーが現地の掲示板サイトPTTに「ラーメンに関するニュースのコメント欄にはいつも『味が台湾式に変わっている。日本の味の方がおいしい』といった書き込みが見られ、ネット上で見かける食レポでも『本場で食べたほうが美味しい』という結論で一致する傾向にある。どうして台湾にやって来ると、味が台湾化してしまうのか」との疑問を投げかけたことを紹介した。

 そして、この疑問に対し、別のユーザーが日本人と台湾人との味覚の違いを指摘したうえで「日本のしょうゆ、とんこつ、味噌といったスープは脂っこくてしょっぱい。やっぱり味を薄めにするほかない」と回答したことを伝えた。また、さらに他のユーザーからは「原料、食材が違う。使う肉の品種や飼料が違えば、味は普通の人でも分かるくらいに違ってくる」、「蛇口から出る水の質さえ違うのだから、他の食材は言わずもがなだ」といった意見も出たとしている。

 記事は、議論に参加したユーザーの多くが「日本のラーメンは濃すぎて口に合わないから、薄味ぐらいでいい」との見方を示す一方、「日本の味が好き。変えて欲しくない」、「今は日本のラーメンの味に慣れている人はいっぱいいる」とするユーザーも少なからずいたことも併せて紹介した。

 記事を見る限り、台湾のラーメン愛好者の間には、あくまで日本オリジナルの味にこだわるニーズと、台湾人の口に合うよう味を調整したラーメンに対するニーズの両方が存在するようだ。両方のニーズをそれぞれ満たすことができる店は、台湾でさらに人気が高まるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)