日産・ルノーアライアンスは28日、ヨーロッパ最大の公共交通機関を手がけるトランスデブ(Transdev)社と無人運転車を活用した公共交通およびオンデマンド型交通向けのモビリティサービスを共同開発すると発表した。

 両社は、利用者が無人運転車の乗車予約やオペレーターによる自動運転車両の監視および運行管理を可能にする交通システムの開発を行う。第一段階として電気自動車のルノー「ZOE(ゾエ)」を使ったパリ・サクレー地区での実証実験に加え、トランスデブ社のオンデマンド配車や運行管理、経路選択のためのプラットフォームなどの検証を行うことにしている。

 今回の提携により、電気自動車、自動運転車およびコネクテッド技術を有する日産・ルノーアライアンスの知見を世界最大手のモビリティ運行会社の1社であるトランスデブ社と共有でき、先進的な無人モビリティシステムを、互いの強みを融合しながら共同開発し市場投入までの時間の短縮を目指す。

 なお、日産・ルノーアライアンスは、先進のコネクテッド・カー技術およびモビリティサービスの開発を加速すべく、マイクロソフト社やディー・エヌ・エー(DeNA)などを含むさまざまなパートナーシップを結んでいる。