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NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)は2月28日、同社が提供するサービスである「Master'sONE モバイルM2M」において、ニーズが高かったという低価格プランや、多数の端末で通信量をシェアできる従量プラン、バースト・トラフィックに対応した通信量追加クーポン、運用自動化のAPIなど、よりIoT/M2M利用に適するというメニュー及び機能を提供開始した。

IoT/M2M用途でのモバイル利用の増加により、1台あたりの通信費を削減したいといったコストへの要望、また管理面では、特定端末の通信量だけ一時的に増やしたい、緊急時には即通信を停止したい、といった柔軟な運用への期待が高まっているという。

今回新たに、月額280円(税別)の「ライトプラン」とオプションの「通信量クーポン」、通信量をシェアできる「従量プラン」を提供開始した。

ライトプランは128kbpsを上限速度とし、月間30MBまでの通信量を含む料金プラン。 安価な固定料金で利用できるため、IoT/M2M導入時の検証やテキスト・ファイルなどの軽量データを扱う場合に適するという。 また、クーポンを使って必要な時に必要なだけ通信量を追加できるとのこと。

オプションのクーポンは、速度制限が無いモバイル通信を100MBから利用できるもの。一時的な大容量通信や、通信速度アップが必要なタイミングでの利用を同社は推奨する。

購入したクーポン分の通信量を使い終わると元の通信速度・通信量制限に戻るため、事前に通信費を予算化したいユーザーにも適しているという。

クーポンは100MB/300MB/500MB/1GB(1028MB)の4種類あり、それぞれに、下り通信速度が最大10kbpsの「上りクーポン」と、速度制限が無い「標準クーポン」がある。クーポン1枚あたりの価格は以下の通り。

従量プランは、通信量・通信速度共に無制限の料金プラン。月間30MBの通信量を含め月額280円(税別)と低コストで始められる上、契約回線全体で通信量をシェアできるため、月内の通信量を無駄なく利用できるという。

さらに、月内の通信量を超えても上り通信1MBあたり0.2円(同)で利用できるため、安価にIoT/M2Mネットワークを構築できるとしている。なお、いずれのプランも初期費用が別途必要となる。

運用自動化のAPIは、SIMの通信量確認や通信停止・再開、クーポンの購入といった制御をAPIからコントロールできる「SIM管理API」。

同APIを利用すると、ユーザーのシステムからNTTPCの帯域制御装置に通信制御命令を送信できるため、人手を介さずSIMを緊急停止するといったリアルタイムでの運用が可能という。

また、オプションのクーポンも同APIで購入できるため、端末のファームウェア更新と連動してクーポンを追加するといった仕組みの構築も可能とのこと。

同APIにより可能なSIMへの操作は、まず状態取得では、指定した電話番号のSIMのステータスや契約プランなどを確認できる。通信停止では、指定した電話番号のSIMに対する通信を停止する。通信再開では、通信停止中のSIMを再度通信可能にする。通信量取得では、指定した電話番号のSIMについて、日次・週次・月間の通信量を取得できる。クーポン購入では、指定した電話番号のSIMに対して、通信量を追加するクーポンを購入できる。

(山本善之介)