HIV感染者やAIDS患者の増加が深刻化している中国。中国では性の話題がタブーとされてきた伝統があるためか、性に対する中国人の知識は日本人より乏しいのが現状だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 HIV感染者やAIDS患者の増加が深刻化している中国。中国では性の話題がタブーとされてきた伝統があるためか、性に対する中国人の知識は日本人より乏しいのが現状だ。

 中国では性病などについても軽く考えている人は少なくないが、そうした知識の欠如がHIV感染者やAIDS患者の増加につながっていると言えるだろう。

 中国メディアの今日頭条は24日、中国のAIDS患者に関する2016年の統計データを紹介。2016年の中国(香港、マカオ、台湾を除く)のAIDS患者数は5万4360人であり、前年に比べて8.0%も増加したと紹介、「11年以来、中国のAIDS患者数は継続して増加している」と伝えた。

 記事は、16年に中国でAIDSによって死亡した人の数は1万4091人であり、前年に比べて10.5%も増加したと紹介。中国のAIDS死亡人数について記事が掲載している統計表によれば、11年は9224人、12年は1万1575人、13年は1万1437人、14年は1万2030人、15年は1万2755人となっており、まさに右肩上がりであることが分かる。

 日本にとっても中国のAIDS問題は決して他人事で済まされるものではない。中国人旅行客の数は増加しているためだ。HIVの感染を防ぐための知識を中国国内に迅速に広めるために日本にも協力できる点があるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)