見事なゴールを決めた李。写真:サッカーダイジェスト

写真拡大

[ACL・2節]浦和5-2FCソウル/2月28日/埼玉
 
 11分に豪快なシュートでチームの2点目を決めると、15分、21分、45分のゴールにも関与。「やっていて面白いですよね。相手は引かないし、互いに攻め合うので、とても僕の肌に合っている」というACLの舞台で、李は文字通り主役級のパフォーマンスを披露した。

【ACL浦和対FCソウル PHOTO】前半に5得点を挙げ、FCソウルを破る!
 
 試合後、その口調から感じ取れたのは確固たる自信だ。
 
「やはり決めるべきところで決めれば自分たちのペースになる。だから、前半だけで5-1になっても別に驚かなかった。チームの皆もだれひとり驚いていませんでしたよ。まあ、理想的な試合でしたけどね」
 
 「理想的」という言葉を口にしたのは、自分の持ち味である「ゴールに絡むプレー」ができたからでもあるだろう。
 
「ゴール、アシスト、その前のプレー、味方を生かすプレー、それらを出せて良かった。今日はやっていて楽しかったです。向こうはマンツーマンではめてきましたけど、それを破れなかったら練習している意味がなくなる。ひとつ、ふたつマークを外せばビッグチャンスになりますからね。チャンスがチャンスで終わるのではなく、しっかり結果を残せたことがすべて」
 
 この日の李には一切の迷いがなかった。躊躇せずプレーできる背景には、コンディションの良さがあるという。
 
「今はコンディションが良いし、迷うことが自分にブレーキをかけてしまう。去年ぐらいから、やっと環境が整った。海外(イングランドのサウサンプトン)に行って大きな怪我をしてからリカバリーの部分で苦労したけど、ようやく本来のコンディションに戻りつつある」
 
 ACLでは2試合続けてのマン・オブ・ザ・マッチに輝いた李。ピークはこれから──。31歳になったストライカーの真の成功物語はここから始まるかもしれない。