【1節のベストイレブン】

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 J1リーグは2月25日と同26日に開幕節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
 新たな船出となる開幕節で、今季から川崎の新キャプテンとなる小林が圧巻のパフォーマンスを見せた。チームの陣容が変わり、連係不足で苦しい展開を強いられるなか、66分に中村のCKからヘディングで先制点を奪取。88分には相手CKの場面でヘディングシュートを間一髪クリアすると、90+2分には中村のゴールをアシストした。1ゴール・1アシストに加えて守備でも貢献した小林は採点『8』。開幕節のMVPとした。また、同じく1G・1Aの中村も採点『7』で選出している。
 
 王者を下したFC東京からは最多の4名をセレクト。なかでも、出色の活躍を見せたのはCBコンビ&GKだ。GK林は59分のビックセーブを筆頭に、鹿島の強力攻撃陣をことごとくシャットアウト。鉄壁の守備を築いたCBコンビの森重と丸山とともに採点『7』をつけた。
 
 また、横浜に敗れはしたものの、立て続けに2ゴールを奪った浦和のラファエル・シルバはポテンシャルの高さを示した。しかし、それを上回る活躍を見せたのが横浜の齋藤。何度もドリブルで相手DFを切り裂き、2アシストで逆転勝利の立役者となった。いずれも採点『7』でのベストイレブン入りだ。
【今節のベストイレブン】
GK
33 林 彰洋(FC東京) 7
称賛すべきは59分のビッグセーブ。P・ジュニオールのシュートをストップしてチームに勢いをもたらした。
                             
DF      
16 松橋 優(甲府) 6.5
俊敏な動きで対面の藤春を攪乱し、球際にも迷わず飛び込む気迫を見せた。長距離を走り切っての豪快ミドルも、ハイライトのひとつだ。
 
3 森重真人(FC東京) 7
最終ラインを統率しながら、ビルドアップにも顔を出す“幅の広さ”は相変わらず。対人の強さも健在だった。
 
5 丸山祐市(FC東京) 7
金崎を挑発するようなディフェンスで鹿島を苛立たせた印象。クールなスタンスでフィジカルの強さをアピールしていた。
 
13 金井貢史(横浜) 6.5
攻撃参加は控えめだったが、その分、安定した守備でピンチの芽を摘んだ。ひとつ前の齋藤を走らせるパスは、ふたりの連係の良さを感じさせた。
 
MF
18 三田啓貴(仙台) 6.5
長短織り交ぜたパスで攻撃を組み立てるとともに、積極的に前へと顔を出す。決勝点を生んだミドルも見事だった。
 
8 郄萩洋次郎(FC東京) 6.5
シンプルなプレーでチームに落ち着きをもたらした。決定的な仕事こそなかったものの、嫌らしい位置取りでピンチの芽を摘んだ。 
 
THIS WEEK MVP
11 小林 悠(川崎) 8
苦戦を強いられたなか、66分に起死回生の先制弾を奪取! 87分には自陣ゴール内でスーパークリアを見せ、直後に中村のゴールをアシスト。彼なしでこの日の勝利はなかった。
 
14 中村憲剛(川崎) 7
正確なCKでチームを助ける先制点をアシスト。終了間際には小林のクロスに合わせて追加点をゲット。さすがの働きぶりだった。
 
10 齋藤 学(横浜) 7
「カウンターから齋藤学の突破」が今季もチームの重要なオプションに。タイミングをずらしたマイナス気味のパスで、バブンスキーの先制点と前田の決勝点をアシスト。キャプテンとして責任感あるプレーでチームを牽引し、勝利に導いた。
 
FW
8 ラファエル・シルバ(浦和) 7
マークを外す動きやダイレクトプレーで能力の高さを示す。後半にチャンスを確実に仕留めて、2ゴール。非凡な決定力を見せつけただけに勝利が欲しかった。
 
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。