間宮祥太朗が映画初主演! (C)2017「全員死刑」製作委員会

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 俳優の間宮祥太朗が、2004年9月に福岡県大牟田市で発生した強盗殺人死体遺棄事件から着想を得た「全員死刑」で映画初主演を務めることがわかった。メガホンをとるのは、「孤高の遠吠」の小林勇貴監督。「帝一の國」(4月29日公開)、「トリガール!」(9月公開)と出演作が続く間宮と、「冷たい熱帯魚」「凶悪」などを担当した日活のプロデューサー・千葉善紀氏に「園子温、白石和彌に続く狂悪エンタメ監督は奴しかいない!!」といわしめた小林監督の若手タッグで野心作に挑んだ。

 本作は、被告である家族4人に死刑判決が下りながらも未だに事件の全容が解明されていない“大牟田一家4人殺害事件”に迫った鈴木智彦氏の著作「我が一家全員死刑」(コアマガジン刊行)を原作とする物語。鬱屈とした日々を過ごすある家族が、資産家一家の大金強奪計画を実行。だが殺人を犯したことをきっかけに、一家はたがが外れたように暴走していく。間宮が次男のタカノリに扮するほか、毎熊克哉が長男、六平直政が父、入絵加奈子が母、清水葉月がタカノリの恋人を演じている。

 あまりに過激な内容から「この作品の話を聞いた時は期待も好奇心もありましたが、実在する事件の内容から緊張感と懐疑心も覚えました」という間宮は、小林監督の作品にかける熱い思いにじっくりと耳を傾けたようで「如何にして撮るのかだけではなく監督が日々感じている怒りや喜びを聞き、その話している姿と眼差しを見てこの作品に主演で立つ決意が固まりました」と告白。そして「冒険であり挑発でもあるこの作品を楽しみにしていてください。この映画は風刺ではなく狂悪エンタテインメントです」と自信をのぞかせている。

 千葉氏と共にプロデューサーとして名を連ねる西村喜廣から「映画のプロデュースは本当に好きなやつしかやらない! 小林勇貴はその一人だ!」とその才能を絶賛された小林監督は「人生でいつか商業映画を撮ってみたい! いつかこの原作で撮りたい! その両方が1作目で1度に叶いました」と喜びの声。本作の凄惨な内容について「世界中で炎上騒ぎが起きることでしょう! いいことです! 15歳未満から死に損ないの老人まで楽しめる最高のエンターテイメントになっています! ていうかよぉ、題名聞けばわかんだろ? 全員死刑にしてやるよ!!」と挑発的なコメントを寄せている。

 「全員死刑」は、今秋に全国で順次公開。