間宮祥太朗が実録映画『全員死刑』で映画初主演!
 - (C)2017「全員死刑」製作委員会

写真拡大

 2004年福岡県大牟田市で発生した「大牟田一家4人殺害事件」の被告の手記に基づく鈴木智彦のノンフィクション小説「我が一家全員死刑 福岡県大牟田市4人殺害事件『死刑囚』獄中手記」(コアブックス刊)が、『ライチ☆光クラブ』などの間宮祥太朗主演で実写映画化されることが決定した。死刑判決が下される4人家族の次男というセンセーショナルな役どころで映画初主演を果たす間宮は「この作品の話を聞いた時は期待も好奇心もありましたが、実在する事件の内容から緊張感と懐疑心も覚えました」とオファーされた際の心境を明かしている。

 2004年9月に発生した強盗殺人死体遺棄事件「大牟田一家4人殺害事件」は、金銭トラブルが原因で連鎖的な殺人、死体遺棄に至ったと推測されているが、いまだ真相は解明されていない。被告である家族4人に死刑判決が下り、「ヤクザと原発:福島第一潜入記」などの著書で知られるライター、ジャーナリストの鈴木智彦が、次男の獄中手記を基に「我が一家全員死刑 福岡県大牟田市4人殺害事件『死刑囚』獄中手記」を執筆。本物の不良を起用した野心作『孤高の遠吠』(2015)で注目を浴びた26歳の気鋭監督・小林勇貴が映画化を熱望し、メガホンを取る。

 鬱屈した日々を暮らす兄弟とその家族は、ある日近所の資産家一家に脱税して溜め込んでいる現金があることを知り、強奪を計画。しかし、一人を殺害したのを機に事態はエスカレートしていく……というのが主なあらすじ。髪を金髪に染め、次男タカノリを演じる間宮は「『孤高の遠吠』という既視感のない革新的な映画を撮り、この凄まじい事件を映画にしようとしている監督にまず会いたいと思いました」とかねてから小林監督の才能にほれ込んでいたようで、「実際にお会いして、何故撮ろうと思ったのか、如何にして撮るのかだけではなく監督が日々感じている怒りや喜びを聞き、その話している姿と眼差しを見てこの作品に主演で立つ決意が固まりました」と出演の経緯を説明する。

 長男・サトシに『ケンとカズ』(2016)で2016年スポニチグランプリ新人賞を受賞した毎熊克哉、父に六平直政、母に入絵加奈子、タカノリの恋人に清水葉月がふんするほか、落合モトキ、藤原季節、鳥居みゆきの出演が決定している。(編集部・石井百合子)

映画『全員死刑』は今秋公開