鈴木のPK失敗響いた鹿島、痛恨のAT被弾で日本勢初の敗戦…《ACL2017》

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▽鹿島アントラーズは28日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017のグループE第2節でムアントン・ユナイテッド(タイ)と対戦し、1-2で敗戦した。

▽21日にホームで行われたACL2017初戦の蔚山現代(韓国)戦を勝利(2-0)した鹿島が、ブリスベン・ロアー(オーストラリア)との初戦をゴールレスドローで終えたムアントンの本拠地スパチャラサイ・スタジアムに乗り込んだ一戦。

▽25日に開幕した明治安田生命J1リーグ第1節のFC東京戦(0-1)から中2日で敵地に乗り込んだ鹿島は、FC東京戦から先発メンバーを6人変更。フラットな[4-4-2] の布陣を採用する鹿島は、GKクォン・スンテを据え、最終ラインは右から伊東、植田、昌子、三竿雄。中盤は、右サイドにレアンドロ、左サイドに中村、2ボランチに永木とレオ・シルバを配し、を起用。2トップには赤崎とペドロ・ジュニオールを配置した。

▽集中した入りを見せたホームチームに対して、ペースを掴みかねる鹿島は12分、バイタルエリア中央で永木がソンクラシンを倒しFKを献上。このFKをティーラトンに直接ゴール左に突き刺され、まさかの先制点を許した。

▽反撃に出たい鹿島は18分、三竿雄の左CKを植田がフリックしたボールをファーサイドで受けたレアンドロがワントラップからシュートを放ったが、これは相手GKのセーブに防がれる。

▽イージーなパスミスが目立つ鹿島は、24分に再び決定機を許す。ゴール前でスルーパスを受けたシスコが鹿島DFを背負いながらも反転シュート。さらに、三竿雄のブロックでこぼれたボールをトッサクライがシュートを放ったが、これは昌子のスライディングブロックで難を逃れた。

▽ハーフタイムにかけてポゼッションで盛り返した鹿島は44分、レアンドロのスルーパスでボックス内に侵入した赤崎がゴール右からシュート。飛び出した相手GKに弾かれたこぼれ球を、再び赤崎が左足で狙ったが、これは右サイドネットを叩いた。

▽ムアントンのリードで迎えた後半、鹿島が開始早々に追いつく。47分、GKクォン・スンテのハンドスローからカウンターを仕掛けると、レオ・シルバの繋ぎを右サイドで受けたレアンドロがクロスを供給。これに反応したペドロ・ジュニオールがダイアゴナルランでゴール前に走り込むと、一度は空振り軸足に当たったセカンドボールをゴール右隅に流し込んだ。

▽ペドロ・ジュニオール移籍後初ゴールとなる電光石火の同点弾で勢いづく鹿島は60分、レオ・シルバのラストパスをボックス中央の赤崎が落とし、最後はペドロ・ジュニオールがシュートを狙ったが、これはゴール右に外れる。

▽主導権を握るも勝ち越しゴールの遠い鹿島は、74分に中村と赤崎を下げて遠藤と鈴木を投入。すると81分、ロングボールをオーバーラップした右サイドの伊東が頭で繋ぐと、鈴木がボックス内でDFプロンラに倒されPKを獲得。しかし、キッカーの鈴木はこのPKをゴール左に外してしまい、逆転ゴールとはならず。

▽若武者の痛恨のPK失敗で絶好の勝ち越し機を逸した鹿島はその後も押し気味に試合を進めていくが、チャンスをモノにできない。すると後半アディショナルタイム5分、クライソンのパスでボックス右深くまで侵入したドゥーの折り返しをGKクォン・スンテが弾くと、ルーズボールをシスコに押し込まれ、土壇場でムアントンに勝ち越しを許す。

▽結局、試合はそのまま1-2で終了。敵地でACL2連勝を目指した鹿島だったが、試合終了間際の失点で日本勢初の黒星となった。