理想の結婚相手って? 本当に重視するべき結婚相手の特徴

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「いつか素敵な人と結婚したい!」と幸せな結婚を夢見る未婚女性は多いですよね。しかし一生添い遂げる結婚相手を選ぶのは、かなり慎重になるもの。理想の結婚相手の条件とは何なのでしょうか? 今回は既婚女性に、実際に結婚したからこそわかる「本当に重要な結婚相手の条件」をご紹介します。

<目次>
■本当に重視するべき結婚相手の「性格」
・思いやりがある
・包容力がある
・決断力がある
■本当に重視するべき結婚相手との「相性」
・価値観が合う
・食事の好みが合う
・金銭感覚が合う
■本当に重視するべき結婚相手の「スキル」
・家事ができる
・仕事ができる
・子どもの面倒見がいい
■本当に重視するべき結婚相手の「年収」
・第1位「500〜599万円」
・第2位「400〜499万円」
・第3位「600〜699万円」
■まとめ

■本当に重視するべき結婚相手の「性格」

結婚するなら、一緒に暮らすうえで、相手の性格はかなり重要になりますよね。既婚女性に、本当に重視するべき結婚相手の「性格」を聞いてみました。

<思いやりがある>

・「思いやりがある人。相手の思っていることをくみとって行動してくれる人に対して、自分もそういう行動ができると、夫婦円満、相思相愛になる」(29歳/その他/その他)

・「思いやり。子どもが生まれると、自分が子どものことでいっぱいいっぱいになってしまったり、出産前後は情緒不安定になったりする。そんなとき、そっとしておいてほしかったり、話を聞いてほしかったり、ちょっと子どもを見ていてほしかったりするので、気をきかせてくれるとうれしい」(22歳/その他/その他)

・「思いやり。相手の立場になって考えられる人でないと衝突すると思うので」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

ずっと一緒にいることを考えると、相手に対しての思いやりというのは大切ですよね。自分勝手な相手だと、ケンカばかりになってしまいそう。

<包容力がある>

・「包容力。なんでも受け止めてくれる寛大さは大事だから」(34歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

・「包容力があること。こっちが余裕がないときに救われる」(31歳/その他/その他)

・「包容力がある。理由は、いろんなことを見守ることができるからだと思います。それでいて私も含め家族全員を抱きしめてくれるから」(35歳/印刷・紙パルプ/営業職)

寛大な心で、いつも見守ってくれている存在は心強いですよね。余裕がない状況になったときにも、ドンとかまえてくれそうです。

<決断力がある>

・「決断力があり、有言実行できる。いざというときに踏ん張る力がある」(37歳/その他/その他)

・「決断力。これがないと、優柔不断な私と一緒に悩むだけでは何も解決しない」(35歳/自動車関連/その他)

・「決断力のある人。ここというときにバシッと言ってくれる」(33歳/医療・福祉/専門職)

結婚生活を歩んでいくうえで、いくつも決断するべき場が出てくることでしょう。そんなとき、ビシッと決めてくれる決断力も必要ですよね。

一緒に生活するうえでは、自分のことだけでなく相手のことを考える必要がありますよね。それができる夫でなければ、結婚生活はギスギズしてしまうのではないでしょうか。

■本当に重視するべき結婚相手との「相性」

結婚では、お互いの相性も大切ではないでしょうか。相性にもいろいろありますが、既婚女性に、本当に重視するべき結婚相手との「相性」を聞いてみました。

<価値観が合う>

・「価値観が合うことはやはり重要です! 価値観のズレはかなりのストレスになります。そこをどう埋めていくかが夫婦の課題かなと感じています」(32歳/その他/その他)

・「価値観が同じ。価値観がちがうとことあるごとにぶつかって、不信感や不満がたまり、不仲につながると思うので」(31歳/小売店/販売職・サービス系)

・「価値観。これがちがうと最初のうちはいいかもしれないけど、あとあと小さなことが積み重なって大変なことになりそう」(28歳/その他/その他)

価値観が同じであれば、考えることも同じになりやすいですから、仲よく過ごせるのではないでしょうか。しかし価値観がちがいすぎると、相手に対する不信感にもつながってしまうのかも。

<食事の好みが合う>

・「食の好み。好き嫌いの多さや味の薄い・濃いの好み。毎食作る側からしたら、何でもおいしく食べてくれたら、作りがいもあってうれしい。外食しても食の好みが同じであれば、迷うことも言い合いになることもないから」(27歳/その他/その他)

・「食べ物の志向が似ている。わが家は好きな食べ物がバラバラ。例えば、メニューが2択だとしても絶対にちがうものを選ぶ。食事は毎日のことなので大変」(31歳/その他/販売職・サービス系)

・「食の好みが一緒であること。毎日同じ食事をするのに、自分が好きなものが食べられなかったり、自分が嫌いなものが好きだったりすると、食事の支度が大変だから」(38歳/ソフトウェア/事務系専門職)

毎日の生活を考えれば、食の好みというのは大切ですよね。互いの「おいしい」の基準がちがうと、家での食事も外食も大変になりそうです。

<金銭感覚が合う>

・「金銭感覚。若く結婚して、お互いに貯金がなく、私は何か大きい買い物をするたびカツカツな感じに嫌気がさしているのに対し、旦那は仕方ないでしょで終わらせるので、価値観が合わないと思います」(28歳/小売店/販売職・サービス系)

・「金銭感覚が大事だと思います。普段の買い物もそうですが、『自分はお金を使ってもいいけど、ほかの家族には使わせない』という考えの人もいます」(39歳/印刷・紙パルプ/その他)

・「金銭感覚だと思います。どれくらい稼いで、どれくらい使いたいかは人によるので、合っていないと我慢しないといけなく、しんどいと思います」(29歳/その他/その他)

ずっと生活していくことを考えれば、金銭感覚は大切ですよね。将来設計もそうですし、お金に関することが一致していなければ、ストレスの元にもなりそうです。

人によって重視する相性はちがいますが、やはりお金や食、考え方などの相性が合っているに越したことはありませんよね。のちのち離婚などのトラブルにならないためにも、見極めておくといいでしょう。

■本当に重視するべき結婚相手の「スキル」

結婚相手に求めるスキルもいろいろありますよね。既婚女性に、本当に重視するべき結婚相手の「スキル」を聞いてみました。

<家事ができる>

・「家事スキル。ひとり暮らしができる程度はないと、どちらかが病気になったりしたときに困るので」(33歳/建設・土木/事務系専門職)

・「家事全般だと思います。先に帰ったほうがご飯を作ったりする。分担できないと片方に負担がかかってしまいます」(29歳/その他/その他)

・「家事ができるに越したことはありません。パートナーが病気やケガをしていても、何もしない人はダメだと思います」(39歳/印刷・紙パルプ/その他)

家事は双方ができれば、何かあったときに困りませんよね。完璧にできるというレベルまではいかなくても、ある程度はこなせたほうがいいでしょう。

<仕事ができる>

・「仕事ができる。女性も仕事が当たり前になってきているが、稼げる額がちがうので、やっぱり男性は仕事ができて給料がないと困る」(28歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「仕事の能力が高い。収入が生活を支えるのは当たり前だが、自分の仕事に誇りを持ち、家族を支えるために向上しようとする姿勢が大切」(39歳/医療・福祉/その他)

・「仕事。自分の仕事にひとつでも誇りに思える、自信がある何かを持ちながら仕事をしているか」(38歳/運輸・倉庫/その他)

仕事に誇りを持って取り組む男性は、かっこよく見えますよね。家計のためはもちろんのこと、仕事に生き生きと取り組む姿勢が、家庭にもいい影響を与えるのでしょう。

<子どもの面倒見がいい>

・「子どもの面倒見がいいことです。休みの日など積極的に子どもを見てくれるとすごく助かるので」(29歳/その他/その他)

・「子どもと遊べる。子育てに協力してもらえないと精神的にもしんどい」(33歳/その他/その他)

夫婦で生活するうえで、もっとも大変なのが子育てなのかもしれません。特に小さいころは、互いの協力がなければ、不満もたまってしまいそうですよね。

これらのようなスキルを持った男性であれば、一緒に暮らしたときに「この人と結婚してよかった!」と思えそうですよね。特に家事などのスキルは、あるに越したことはないでしょう。

■本当に重視するべき結婚相手の「年収」

結婚生活を豊かなものにするには、収入も大切になりますよね。多いに越したことはないですがが、いくらくらい年収があればやっていけると思うのでしょうか?

Q.あなたが本当に重視するべき結婚相手の「年収」はいくらだと思いますか?

第1位「500〜599万円」……28.0%
第2位「400〜499万円」……17.8%
第3位「600〜699万円」……17.2%
第4位「700〜799万円」……12.3%
第5位「800〜899万円」……9.6%
※6位以下省略、単一回答可

「500〜599万円」という回答が28%で1位となっています。それぞれの理由を聞いてみましょう。

<第1位「500〜599万円」>

・「お金のことでケンカしたくないし、この金額あればある程度やりたいことをできるから」(25歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「お金はある程度はあったほうがローンも組みやすいしいいと思う。年収が高いのももちろんいいけれど、その分旦那が忙しくて家のことに関与できない……などいろいろと問題も出てきそうなので、ほどよい年収があればいいです」(38歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

・「職業や業種によっては仕方ないが、年収が500万円以上だと、ある程度安心して暮らせる気がするから。金銭感覚も年収が高すぎる人よりも合いそう」(31歳/その他/その他)

普通に生活できて、ある程度余裕があるくらいがいい、という考えの人は多そうですね。あまりにも低すぎると、何かあったときや将来も不安になるのかもしれません。

<第2位「400〜499万円」>

・「毎日子どもにお腹いっぱい食べさせてあげられて、行きたいと言う学校に行かせてあげられて、やりたい習い事をさせてあげたいから。子どもに窮屈な思いをさせないため」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「共働きだし、贅沢な暮らしはいらないし、家族が穏やかな毎日を暮らすのには十分だと思うから」(36歳/その他/秘書・アシスタント職)

・「自分がそれぐらいは稼いでいたので、あまりに差があるとケンカの原因になりそうだから」(35歳/機械・精密機器/技術職)

女性側の収入や、住んでいる地域などにもよりますが、これくらいあれば穏やかな生活は送ることができそうです。常に節約しなければ、ということにもならないでしょう。

<第3位「600〜699万円」>

・「子どもが小さいときに妻が働かずに自分の手で育てたいと思ったときに、贅沢をしなければ専業主婦でもやっていける年収だと思うから」(28歳/医療・福祉/販売職・サービス系)

・「自分の年収と合わせて1000万円になれば、節約することで、子どもが小学校から私立でもやっていけそうだから」(38歳/機械・精密機器/技術職)

余裕を持った暮らしをしたいなら、夫にある程度の年収は求めることになるのでしょう。子どものことを考えても、これくらい余裕があると安心ですね。

世の中には「年収1000万円以上の男性と結婚したい!」と言う女性もいますが、現実的なところ、これくらいの年収の男性と結婚するのが妥当なようです。

■まとめ

理想の結婚相手として、高いステータスの男性を求める人も多いでしょう。しかし既婚女性の意見を聞くと、本当に重視するべき結婚相手の条件が見えてくるもの。今回の記事を参考にして、結婚する男性を見極めてくださいね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2017年2月20日
調査人数:471人(22〜39歳の既婚女性)