ムアントン・Uの青山と鹿島の赤が競り合う。鹿島はアウェーでの第2戦を終了寸前の失点で落とした。(C)Getty Images

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 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は2月28日、第2節のムアントン・ユナイテッド対鹿島アントラーズが、ムアントン・Uのホーム、スパチャラサイ・スタジアムで、日本時間の21時30分から行なわれ、ムアントン・Uが2-1で勝利した。

 試合は、立ち上がりから昨季のタイ王者、ムアントン・Uの勢いが勝る。7月にコンサドーレ札幌へのレンタル移籍が決まっているトップ下のチャナティップ・ソングラシンや前線の2トップを軸に多彩な攻めで鹿島ゴールに襲い掛かる。

 そして12分、チャナティップのドリブル突破を永木亮太が後ろから倒してFKを与えると、これをタイ代表主将の左SB・ティーラトン・ブンマタンが直接叩き込んでムアントン・Uが先制する。

 その後もムアントン・Uがビッグチャンスを創出。15分には、チャナティップが強烈なミドルシュートを放つも、GKクォン・スンテの好セーブに阻まれる。さらに24分にはモンコールが至近距離からシュートを放つも、昌子のブロックで得点には至らなかった。

 鹿島は44分に赤粼秀平が決定機を迎えるが、GKのビッグセーブに阻まれ決め切れず。前半を1点ビハインドで折り返した。

 しかし鹿島は後半、立ち上がりの46分、今季新加入の助っ人ふたりのコンビネーションで同点に追いつく。右サイドからのレアンドロのクロスにペドロ・ジュニオールが一度は合わせ損なったものの、右足で押し込んだ。鹿島が1-1とする。

 同点とした鹿島は、その後も中盤で永木、レオ・シルバが豊富な運動量でセカンドボールを回収しては前線につなげ、ムアントン・Uゴールに迫るが、得点を奪うまでには至らない。

 しかし84分、鹿島は途中出場の鈴木優磨がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。これを鈴木自らがキッカーを務めるも、シュートはゴール左に外れ、同点とはならず。

 すると、後半アディショナルタイム3分すぎ、鹿島はムアントン・Uのシスコに勝ち越しゴールを許してしまう。

 結局、試合は2-1でタイムアップ。ホームのムアントン・Uの勝利に終わった。鹿島は2試合を終えて1勝1敗の勝点3。グループEの他カードでは蔚山現代がブリスベン・ロアーを5-2で破り、勝点3とした蔚山が得失点差で鹿島を+3上回ったが、前節の直接対決で勝利した鹿島が2位となっている。