27日、韓国メディアによると、娘の通う高校の教師を凶器で殺害した母親が韓国で殺人罪で起訴された。事件のいきさつを知った韓国のネットユーザーからは、母親に同情する声が寄せられている。写真は韓国の警察。

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2017年2月27日、韓国・聯合ニュースなどによると、娘の通う高校の教師を凶器で殺害した母親が韓国・清州(チョンジュ)地検により殺人罪で起訴された。事件のいきさつを知った韓国のネットユーザーからは、母親に同情する声が寄せられている。

この母親A(46)は今月2日午後5時25分ごろ、娘(18)が通う高校の教師(50)とカフェで面会した際、あらかじめ用意していた凶器で教師を複数回刺して殺害したとされている。1時間後、夫に説得されて警察に自首したAは「娘からセクハラ被害に遭ったと聞き、会って問い詰めていたら怒りが抑えられなくなった」と供述、「度が過ぎてしまった」と犯行をすべて認めたという。

娘は警察に対し、今月1日に就職相談をするために同教師に会って夕食を取り、その後一緒に行ったカラオケ店内で教師からわいせつな行為をされたと話している。警察は当日の防犯カメラの映像から、清州市内の飲食店で2人が食事しその後カラオケへ移動する姿を確認している。

検察関係者はAの起訴理由について「事前に家で凶器を準備していた点、犯行前に知人に電話やメールで殺害の意向を知らせていた点などを考慮すると、故意による殺人と判断できる」と説明している。

韓国のネットユーザーからは母親起訴の報に3000件近くのコメントが寄せられているが、「釈放してあげて」「在宅起訴でいいと思う」「母親の味方が90%を超えるはず」「子どもを育てる親からすると、十分に理解できる」「セクハラが事実なら無罪放免だね」「お母さん、気持ちは分かります」と母親に同情を示すコメントが最も多い。

また「人じゃなくて獣を殺したのに殺人?」「こんな男を生かしておいたら、どれほど多くの人が被害に遭うかと思うとゾッとする」と教師への怒りをあらわにしたコメントや、「法律が守ってくれないから自ら出て行くしかない」「法がしっかり審判できないせい」と現行の法律を非難するコメントも多く寄せられた。(翻訳・編集/松村)