Psion Series 5再来?!QWERTYキー搭載モバイル端末Gemini発表、本体349ドルで出資募集中

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5.7型ディスプレイにQWERTYキーボードを備えたクラムシェル型のモバイル端末 Gemini が、クラウドファンディングサービス Indiegogoでキャンペーンを開始しました。

40代以上のガジェット好きならキーボードを見て懐かしさを覚えるかもしれません。キーボードを含むハードウェア設計は、『Psion Series 5』をデザインした Martin Riddiford氏が担当しています。

Psion Series 5は1997年に登場したPDA。そのデザイン性やグラフィカルなインターフェースによるPCライクな操作性などから欧州で大ヒットしました。なお、搭載されたEPOC OSはその後Symbian OSと名前を変え、iPhoneが登場するまでスマートフォン向けOSとして最大のシェアを獲得していました。

Gemini のOSはAndroidとLinuxのデュアルブート。ただしAndroidが7.0 Nougatになるのかそれ以前のバージョンになるのかは現時点では未定です。

そのほか、主な仕様は下記のようになっています。

WiFiモデルとLTE対応モデルが検討されており、LTEモデルではband 1/2/3/4/5/7/17/20に対応予定です。

この手のデバイス、一部マニアには人気があるものの、決して一般受けするものではありません。しかしそのことは開発元のPlanet Computersもわかっており、「消費者ではなく、クリエーターのためのデバイスだ」と言い切っています。どこででも書く必要があるブロガーやクリエーター、電子メールの読み書きやスプレッドシートなどの作成・編集が必要な専門家が恩恵を受けるだろうということです。

開発元のPlanet ComputersはGeminiをリリースするために立ち上げられたベンチャーで、ハードウェアは先に書いた通りMartin Riddiford氏と提携し、ソフトウェア面では米T-MobileやUAEのEtisalat向けにアプリケーションやクラウドソリューションを提供しているPrivate Planetと提携しています。出来たばかりのベンチャーですが、ハード・ソフトの両面で20年以上の実績を持つベテランが参加しています。

現在、Geminiを受け取れる権利が発生する最低出資額は$349(約3万9000円)。日本への送料は別途$70が必要です。出荷は早ければ11月の予定となっています。

Planet Computers によれば、動作するプロトタイプは完成済み。今回は量産に向けての資金調達とされています。

ただし、完璧に動作する量産試作品まで作って頓挫するプロジェクトもあります。クラウドファンディングは製品予約ではないため、製品が届かないというリスクは常に存在することだけは忘れないでください。