付き合うとは? 「遊びの付き合い」と「本気の付き合い」のちがい

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彼氏のいない期間が長かったり、彼氏の態度に不安を感じたりすると、「付き合うとはなんだろう?」と疑問に思うこともありますよね。今回は社会人男女に聞いた「付き合う」の定義と、男性に聞いた「遊びと本気の付き合い」のちがいや「友だちと恋人」のちがいをご紹介します。

<目次>
■社会人男女に聞いた「付き合う」の定義とは何か?
・付き合う=「お互いに好き同士である」
・付き合う=「一緒にいられる」
・付き合う=「相手を独占できる」
・付き合う=「結婚を見据えた関係を築く」
■女性が「付き合う意味がわからなくなったとき」に考えるべきこと
・「彼氏がいなくなったこと」を考える
・「今後の自分の人生」を考える
・「自分にとって彼が必要なのか」を考える
・「付き合ったときや別れたときのメリット・デメリット」を考える
■男性に聞いた「遊びの付き合い」と「本気の付き合い」のちがい
・結婚を視野に入れているかどうか
・相手のすべてを受け止めているかどうか
・真面目な気持ちがあるかどうか
■男性に聞いた「友だち」と「恋人」のちがい
・恋愛感情があるかどうか
・プライベートなことを話せるかどうか
・一緒にいたいと思えるかどうか
■まとめ

■社会人男女に聞いた「付き合う」の定義とは何か?

「付き合う」の定義は、人によってちがうもの。社会人男女に、「付き合う」の定義は何だと思うか答えてもらいました(※1:男性アンケート、※2:女性アンケート)。

<付き合う=「お互いに好き同士である」>

・「お互いに好きだという気持ちを伝えて、相手のことを恋人だと認めたとき」(男性/35歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

・「お互いが好き同士。自分だけを見てくれるから、一緒にいたいから相手を独占できる」(女性/23歳/食品・飲料/その他)

お互いに好き同士であれば、付き合っていることになると考える人も。どちらかの一方通行な気持ちだと、付き合っていることにはなりませんよね。

<付き合う=「一緒にいられる」>

・「一緒にいたい人と長い時間を過ごすことができる権利だと思う」(男性/31歳/不動産/営業職)

・「一緒にいることがお互いにとって当たり前であり、互いが『自分たちは付き合っている』と認識すること」(女性/24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

ずっと一緒にいられることが、「付き合う」の定義だとも言えそうですね。恋人同士だからこそ、長い時間を共に過ごすことができるのではないでしょうか。

<付き合う=「相手を独占できる」>

・「好きな人を独占できる。なんでも相談できる、心の支えになってくれる」(女性/33歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「独り占めできることかな」(男性/35歳/その他/販売職・サービス系)

相手のことを独占できるのが、付き合っていることになると言う人も。相手の時間や気持ちを独占できるのは、恋人しかいませんものね。

<付き合う=「結婚を見据えた関係を築く」>

・「お互いに結婚相手としてふさわしいかどうかをたしかめる関係になること」(男性/38歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

・「恋人になること、結婚を前提としていること」(女性/24歳/医療・福祉/専門職)

結婚を前提として、お互い結婚相手としてふさわしいかどうかを確認することが「付き合う」ことだと考える人も。結婚前のお試し期間と言ってもいいかもしれませんね。

人によっていろいろな「付き合う」の定義を持っているようですね。しかし、彼氏とケンカばかりしていたり、お互い会えない期間が続いたりすると、付き合う意味ってあるのかな? と思うこともあるでしょう。そんなときに女性が考えてみるべきことをまとめました。

■女性が「付き合う意味がわからなくなったとき」に考えるべきこと

付き合う期間が長くなってくると、相手に対する愛情も冷めてくることがあるもの。そんなときは、何のために付き合っているのかわからなくなってしまうこともありますよね。女性が「彼氏と付き合う意味がわからなくなったとき」に考えるべきことを、働く女性に教えてもらいました(※2)。

<「彼氏がいなくなったこと」を考える>

・「彼氏がいなくなったら生活がどう変わるか、気持ちがどう変わるか」(女性/27歳/その他/専門職)

・「いなくなったときを想像する。いるときといないとき、どっちが笑顔が多いかを想像する」(女性/31歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

彼氏がいなくなったことを考えてみて、それでも平気だと思えるのなら、もう別れたほうがいいかもしれません。しかし、彼のいない人生なんて考えられないと思ったら、付き合い続けるべきでしょう。

<「今後の自分の人生」を考える>

・「自分の今後の人生について考えたうえで、付き合い続けるか別れるのかを選択をする」(女性/29歳/運輸・倉庫/その他)

・「今後の自分の人生において、本当にその人は必要なのかどうか」(女性/23歳/その他/事務系専門職)

どうして付き合っているのかわからなくなったときは、今後の自分の人生を考えてみるのもいいかもしれませんね。自分のライフプランに彼が必要だと思えるのなら、一緒にいることを考えてみたほうがいいかもしれません。

<「自分にとって彼が必要なのか」を考える>

・「彼氏が自分にとって本当に必要な人なのかを考える。彼でないといけない理由がなければほかの人を選べばいいし、彼でないといけないなら彼を大切にするべきだから」(女性/31歳/その他/秘書・アシスタント職)

・「相手が自分にとって必要な人なのか」(女性/30歳/その他/販売職・サービス系)

本当に彼が自分にとって必要なのか考えてみると、答えは出てくるものではないでしょうか。ほかの男性でもいいと思えるのか、しっかり考えたいものですね。

<「付き合ったときや別れたときのメリット・デメリット」を考える>

・「付き合うことで得られるメリットがあるかないか。一緒にいて精神的、金銭的、肉体的にメリットがなければ付き合う意味がないと思う」(女性/28歳/建設・土木/技術職)

・「彼がいなくなったときのメリットとデメリットを考える」(女性/28歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)

彼がいなくなったとき、どんなメリットやデメリットがあるか考えることが、今後の付き合いを決める指標になることもあるのでは。非常にロジカルですが、わかりやすい考え方かもしれません。

これらのことを考えると、はたして彼氏と付き合う意味があるのかどうか、自分の中ではっきりしそうですね。一方で、彼のほうは自分に対してどう思っているのか、不安に思う女性もいるでしょう。男性が思う「遊びの付き合い」と「本気の付き合い」のちがいとは何なのでしょう?

■男性に聞いた「遊びの付き合い」と「本気の付き合い」のちがい

彼の本気度に疑いを抱いたとき、自分に対する気持ちをたしかめたくなりますよね。そこで「遊びの付き合い」と「本気の付き合い」のちがいは何だと思うか、社会人男性に聞いてみました(※1)。

<結婚を視野に入れているかどうか>

・「やっぱり結婚を視野に入れているかどうかだと思う。結婚を一切考えていない交際=遊びと言ってもいいと思う」(男性/28歳/マスコミ・広告/営業職)

・「将来のことを視野に入れているかいないかのちがいでは?」(男性/39歳/自動車関連/事務系専門職)

自分との結婚を考えているかどうかで、彼が本気か遊びなのかを見抜けるのでは。結婚の話をして嫌がるようであれば、遊びの可能性もありますよね。

<相手のすべてを受け止めているかどうか>

・「遊びはそのときだけでもいいと思っている付き合いで、本気のときはすべてを受け止める覚悟を決めている付き合い」(男性/29歳/不動産/営業職)

遊びの付き合いなら、相手のすべてを受け止めようとは思えないかもしれません。自分の短所などすべてを受け止めてくれる相手なら、本気で付き合ってくれるはず。

<真面目な気持ちがあるかどうか>

・「遊びの付き合いは適当な気持ち。本気の付き合いは真面目な気持ち」(男性/35歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

・「相手のことを真剣に考えているか考えていないか」(男性/30歳/小売店/販売職・サービス系)

相手のことを真剣に考えているのであれば、本気で付き合っていると言えますよね。彼の自分に対する対応が誠実ならば、安心できそうです。

彼が自分と遊びで付き合っているようなら、別れを考えるのもひとつ。しかし本気で付き合ってくれているようなら、自分も彼と「本気で付き合うこと」に向き合ってあげたほうがいいでしょう。続いて、「彼と仲はいいし、デートなど恋人っぽいこともしているけれど、そもそも付き合っているのかどうかわからない」という女性のために、友だちと恋人のちがいを聞いてみましょう。

■男性に聞いた「友だち」と「恋人」のちがい

気になる男性とデートなど恋人のようなことをしていても、明確に「付き合おう」と約束しているわけでないと、不安になりますよね。友だちと思っているのか、恋人と思っているのか、ハッキリしてほしいと思うこともあるのでは? 社会人男性が思う、「友だち」と「恋人」のちがいについてまとめてみました(※1)。

<恋愛感情があるかどうか>

・「恋愛感情があるかどうか。その人のことを一番に思えるか」(男性/35歳/自動車関連/技術職)

・「恋愛感情が少しでもあるかないかのちがい」(男性/26歳/医療・福祉/専門職)

相手に対して恋愛感情があれば、それは友だちとして思っていないのではないでしょうか。彼から自分に対する恋愛感情を感じられないようであれば、友だちと言えるのかもしれません。

<プライベートなことを話せるかどうか>

・「プライベートに深く入り込み、信頼し合っている関係」(男性/29歳/機械・精密機器/技術職)

・「プライベートなことを何でも言えるのが恋人」(男性/36歳/運輸・倉庫/その他)

相手の気持ちがわからないときは、自分にプライベートなことを話すかどうかで判断できそうですね。家族のことや自分の悩みなどを話せるのは、やはり恋人ならではでしょう。

<一緒にいたいと思えるかどうか>

・「どんなときもずっと一緒にいたいかどうか」(男性/31歳/その他/技術職)

・「友だちはたまに会わなくても大丈夫だが、恋人は毎日会いたいと思ったり、話したりしたいと思う」(男性/30歳/食品・飲料/その他)

恋人とはどんなときも一緒にいたいと思うものですよね。毎日のように会いたいと思えるのは、好きな人だからではないでしょうか。友だちだとそういうわけにはいきませんものね。

友だちと恋人のちがいとして、このような項目が挙げられるようです。自分たちの関係がわからないときは、これらを判断基準にしてみてくださいね。

■まとめ

「付き合う」ことの意味がわからなくなって、迷いが生じてしまうこともあるでしょう。そんなときは、彼との関係性を見つめ直すいい機会かもしれません。自分なりの答えを見つけて、彼とベストな関係性を築いてくださいね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

(※1)マイナビウーマン調べ
調査日時:2017年2月20日
調査人数:125人(22〜39歳の男性)

(※2)マイナビウーマン調べ
調査日時:2017年2月20日
調査人数:111人(22〜34歳の女性)