台東の原住民、ゆかりの土地を宣言  開発に制限求める/台湾

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(台東 28日 中央社)台東県東河郷都蘭集落に住む台湾原住民(先住民)アミ族の頭目、姜清武さんが28日、同集落ゆかりの土地と海域を「伝統領域」、「伝統漁猟採集海域」だと自主的に宣言した。公有地や私有地を問わず、土地の開発や研究利用、海域での漁業には集落の同意が必要だとしている。

地元の関係者によると、今回宣言された伝統領域と伝統漁猟採集海域は2003年と08年にそれぞれ調査が行われ、地名や口述歴史、利用の実態などから、都蘭集落で暮らすアミ族の生活に欠かせない場所になっているという。

アミ族の廖国棟・立法委員(国会議員)は「(蔡英文政権が進める)原住民を対象とした移行期の正義は土地問題だ」と解決を訴えている。

(盧太城/編集:齊藤啓介)