生きてます!プロデューサーのジャン・チャップマン(今月撮影されたもの)
 - Sean Gallup / Getty Images

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 第89回アカデミー賞授賞式で作品賞の誤発表というまさかのハプニングが起こったが、故人を追悼するコーナーでも、あってはならないミスが起きていたという。ここ1年間で死去した業界人を偲ぶ映像に、なんと存命のプロデューサーの顔写真が人違いで使われていた。The Hollywood Reporter などが報じた。

 生きているのにもかかわらず、顔写真が映し出されてしまったのは、映画『ピアノ・レッスン』(1994)などを手掛けてきたオーストラリア人プロデューサーのジャン・チャップマン。彼女の友人であり、同作などで一緒に仕事をしたことがある衣装デザイナー、故ジャネット・パターソンさんと間違われ、顔写真が使われてしまった。

 オーストラリアの映画業界では知られた存在であるだけに、Twitter上ではその映像を観ていた同所の人々から「うわ。僕が思うに、オスカーは追悼コーナーで、ジャネット・パターソンじゃなくて、ジャン・チャップマンの写真を使ってしまっている」「私の友人ジャン・チャップマン(とても元気に生きている)が、追悼コーナーで紹介されていたわ」「ヘイ、アカデミー賞。生きているジャン・チャップマンじゃなくて、ジャネット・パターソンの写真にしなきゃだめだよ」と間違いを指摘する声が相次いだ。

 チャップマンとパターソンさんはアカデミー賞にノミネートされた『ピアノ・レッスン』に加え、『ホーリー・スモーク』『ブライト・スター〜いちばん美しい恋の詩(うた)〜』でもタッグを組んだことがある。また、チャップマンが2010年にオーストラリアン・アワードを受賞した際の写真が、パターソンさんとして紹介されていたことから、今回のミスが起きたようだとワシントン・ポストは伝えている。

 ジャネットさんは『ピアノ・レッスン』『ブライト・スター〜いちばん美しい恋の詩(うた)〜』などの作品で、過去4度にわたってアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたことがある。アカデミー賞の運営側はこの件に関して声明を発表していない。(編集部・石神恵美子)