ラビング夫妻とジョエル・エドガートン&ルース・ネッガ (C)2016 Big Beach, LLC. All Rights Reserved.

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 異人種間の結婚が禁じられていたアメリカで、愛を貫くため法律と闘ったラビング夫妻の半生を描いた「ラビング 愛という名前のふたり」が、3月3日に公開される。このほど、夫婦を演じたジョエル・エドガートンとルース・ネッガが、劇中で本人らの生活を忠実に再現している場面写真が公開された

 白人男性で大工のリチャード・ラビング(エドガートン)は、黒人女性の恋人ミルドレッド(ネッガ)の妊娠を知り結婚を申し込むが、1950年代の米バージニア州では異人種間の結婚は法律で禁止されていたため、2人は法律で許されていたワシントンD.C.で結婚の手続きをする。しかし、地元に戻ると逮捕され、離婚か故郷を捨てるかの選択を迫られた2人は、平穏に暮らすために国と闘うことを選択する。

 メガホンをとったジェフ・ニコルズ監督は、実際のラビング夫妻を映したドキュメンタリーを見たことで今作の制作を決意。「これは僕が考えたものではなく、ラビング夫妻に本当に起こった物語なんだ。重要なことをしたのは彼らの方で、僕はただそれを守りたいと思っているんだ」「夫であるリチャードは、毎日レンガを積む仕事をしていた。公民権運動にも参加せず、ただ生きて、家族を作りたいと考えていたんだ。僕は、なぜかそれがとても重要で、誠実なことだと感じたんだ」と、深い愛で結ばれた夫妻に敬意を払う。

 このほど公開された画像には、ニコルズ監督が「(実際の)夫婦はカメラの前で本当にリラックスしている」というように、白黒の写真で当時のくつろいだ様子の2人の生活が収められている。エドガートンとネッガは、服装やポーズだけではなく、表情からにじみ出る夫妻の心情を再現している。

 「ラビング 愛という名前のふたり」は、3月3日から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で順次公開。