中国人旅行客の旺盛な消費は爆買いと呼ばれ、消費がなかなか盛り上がらない日本経済にとって恵みの雨となった。日本の各商業施設や百貨店は中国人の消費を取り込むために、中国人にクーポンを提供するなど、さまざまなキャンペーンを行った。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国人旅行客の旺盛な消費は爆買いと呼ばれ、消費がなかなか盛り上がらない日本経済にとって恵みの雨となった。日本の各商業施設や百貨店は中国人の消費を取り込むために、中国人にクーポンを提供するなど、さまざまなキャンペーンを行った。

 中国人旅行客による爆買いが減退しつつあると言われるが、2017年も中国人が増える春節のタイミングでキャンペーンを行った企業は少なくない。中国メディアの今日頭条は27日、日本企業はよほど中国人消費者が好きなようだと伝えている。

 記事は、日本を訪れる外国人旅行客のうち、国籍別では中国人が最多であり、同時に中国人の買い物代金は非常に多いため、多くの日本企業が中国人旅行客の取り込みに向けてさまざまな施策を打ち出していると紹介。なかには中国人だけを対象に、完全予約制で営業する飲食店も登場したとしたほか、東京や大阪には「中国人だけを対象とした優待やサービス」を打ち出す企業もあるほどだったと伝えた。

 こうしたサービスに対し、「日本人は中国人が好きなのではなく、あくまでも『お金を落としてくれる中国人』が好きなだけ」だと主張する一方、日本人の中国人に対する歓迎ぶりはまさに「貴賓になったかのような気分を味わえる」と主張。だからこそ、多くの中国人は日本から帰国すると「日本ではたくさんの感動の体験をした」などと口にするのだと論じた。

 一方で記事は、日本の百貨店や商業施設が中国人ばかりを厚遇していることに対し、日本人客は「決して快く思っておらず、同じ客なのに尊重されていないと考えている」と主張。中国人旅行客に対する偏愛は日本人の足を店舗から遠ざけることになりかねないとの見方を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)