『テラスハウス アロハステート』ハワイ編のエピソードシーズン2の7、15話One Directionの巻。


魁はローレンを好き。
ローレンは大志を好き。
大志は杏奈を好き。
っていうぐるぐる片思いの連鎖。

前回、ローレンが大志をデートに誘おうと思ったまさにその瞬間に、
「ちょっと杏ちゃんをデートに誘おっかなあって考え中」
大志が言い放つ。
という劇的な展開があって、
でも、そこからえいやっとローレンが、ちょっと散歩行こって感じで誘って、ふたりで夜のパークへ。

大志が、いい人で、いい人の言葉をどんどん吐き出す。
だから、ローレンも切り出せない。
大志は、ローレンの絵を誉める。
「友達にも(ローレンの絵を)自慢する。"俺の友達が描いたから"って」
ト・モ・ダ・チ!
これでローレンはデートに誘えなくなった。
ブランコに乗ったりしていい雰囲気だけど。
でも。

この後、日本に行ったローレンは、テラスハウス旧メンバー奈緒美と会う。
そこで、大志をあきらめたことを語るローレン。

そして大志は杏奈を誘う。
これが、またプレイボーイなんすなー。
「デート行こうよ」とストレートに誘う。
クアロア牧場へ乗馬デート。
大志「ランチどうする?」
杏奈「この日?」
大志「うん」
杏奈「大志が決めて じゃあ」
大志「うんとね おれね何つうのかな こういう四角に入ってて2人で食べるとすごいおいしいような」
杏奈「なになになに? ハハハ(#^.^#)ぜんぜん分かんないんだけど なにぃ(^O^)?」
大志「(ペコリと頭を下げながら)お弁当が食べたいっす僕」
杏奈「ハハハ(^_-)-☆ いいねいいね」
おおおお。照れながら遠回しにお弁当をねだって、
「わかんない」って言われたら、
素直に頭下げながらお弁当をねだる。
なんつー高度な、しかもイケメンのみにゆるされるテクニックよ!
しかも、
「エプロン買ってきてあげるよ」
「本当に?」
「買ってくる」
どういうのがいいか聞くと
「いいよ大志の好みで」
「えっ? 俺の好みだいぶ偏るけど大丈夫?」
とか言いながら、花柄のすごい似合うエプロンを買ってくる大志。
ねっからのプレイボーイは、違うなー。
おれだったら緊張のあまり「じゃあ、裸にエプロンね」ってギャグのつもりで言ってドン引きされる流れだな、これ。
山ちゃんも「これ告白したらいけるでしょ、こいつー」。

侑哉にアドバイスする大志。
目標を掲げて、スモールステップに分けて書き記しているノートを見せたり、
尾崎英二郎の『思いを現実にする力』を貸したりする。
いい兄貴だ。

大志と杏奈のめっちゃ楽しそうな乗馬デート。
スタジオも「最高だよ、こんなん」「いいなー」「めっちゃ楽しいデート」「最強だなー」と羨望の声。
デート終わって男子部屋でわいわい話すのも楽しそう。
「杏ちゃんも楽しそうだったからねぇ、いい感じじゃないかなー」と大志も自信満々だ。
「いけいけー」スタジオも応援。
いっぽう女子部屋。
エビアンが、杏奈に聞く。
「どう思ってるかなー大志のこと?」
そして、
「でも、一緒にいてめっちゃ楽しかった今日」
と言うにもかかわらず
「恋愛的な感情は、全然ないかなー」
とのたまうのだ。
しかも、「タイプではない」とも言う。
えええええええええええええええええ。
「じゃあ、デート行くなよ」って思っちゃうんだけど。
いや、悠介がローレンを映画に誘ったときは、悠介がちゃんとデートって言わなかった。
悠介も緊張してたから、そう言えなかった。
だから、ローレンが「デートじゃなくて、ただ映画を観にいっただけだ」というのも、百歩譲って良しとしよう。
でも、今回はストレートに「デート行こう」って言って、めっちゃ楽しくて、パーフェクトなデートだったのに、
でも、「全然ない」。
うううううむ、デートって何!?
って「デート 定義」で検索してみたけど、ろくなページは出てこない。
Wikipediaのデートの項では「2人で過ごす時間をただ楽しむためだけではなく、交際を順調に進めるための目的を一方が計画している場合もある」である。
なに、この絶妙に巧妙な、なんも決めてない定義はッ。ふんがー!

しかも、杏奈は、好きなタイプを聞かれたら「男らしい人」と答える。
大志、男らしいじゃんかーーーーー!
はっきり「デートに誘う」し、死ぬほどの恋をしたい宣言するし、兄貴っぷりも板についている。
完全に、男らしい。
なのに、なのに!
「テラスハウス」を観て学んだのは、女子の言う「タイプ」はまったく当てにならないってことだ。
そもそもローレンも、好きなタイプを「クリエイティブで落ち着いていて、尊敬できる人」と答えた。
じゃあ、ウクレレできて、CDも出してる悠介、ばっちりじゃんかーーーー。
なのになぜ大志か。ローレンは大志をクリエイティブだとは思ってない。「優しいし、ロマンチック」と評価する。
ぜんぜんタイプじゃないじゃないかああああー。
男性諸君。女子の言う「男のタイプ」は当てになりません。
結局、好きになるかどうかなんて、他人どころか、自分自身でも分からないのだ。では、また。(テキスト&イラスト:米光一成