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博報堂は2月27日、博報堂DYグループ4社横断の動画を使ったマーケティング効果の最大化を目指すタスクフォースである「hakuhodo.movie(ハクホウドウ・ドット・ムービー)」が実施した「動画生活者 実態調査」の結果を発表した。これによると、動画を見るだけでなく使いこなす生活者である「動画生活者」の推計人口は約3800万人にのぼるという。

同調査は、同グループが2016年11月23日から29日にかけて、スマートフォンを保有し過去3カ月にテレビ番組を除く無料の動画を視聴した15〜69歳の日本国内居住者を対象に実施したものであり、有効回答数は3096人。

動画生活者数の推計は、有効回答者のうち、インターネットに留まらない動画に対する欲求として「買い物したい」「学びたい」「つながりたい」「遊びたい」「ハマりたい」「癒されたい」「マネしたい」のいずれかに当てはまると回答した比率を、日本の人口構成比に合わせて算出したという。

動画生活者には、1日のインターネット・デバイス平均利用時間は215分、インターネット・デバイス平均利用時間のうち平均95分を動画視聴、視聴後の行動はインターネット内に留まらず、動画をリアルに口コミした経験者(12.0%)がインターネット上でのシェア行動経験者(10.9%)と同程度出現といった特徴があるという。

インターネットで動画を見る人々は、平均95分と非常に長い時間、動画を視聴しているという。

また、インターネットで動画を見る理由は「いつでもどこでも」「繰り返し」見ることができ、視聴ジャンル上位の「音楽」を視聴場所「自宅」で楽しんでいる状況などが挙げられ、長時間視聴の傾向の一端が見てとるとのことだ。

また、視聴後行動でリアルなシェア(口コミ)が、インターネットでのシェアと同程度出現したという。ここから、インターネット動画がリアルな日常生活に影響を与えている様子を読み取れるとしている。

動画生活者は、見て楽しむだけでなく、主に上図の7つの欲求を動画によって満たし生活を豊かにしているという。

それぞれの欲求を持つ人々は、いずれも10%以上あり、日本の人口構成比に合わせて推計すると、各欲求を持つ人々のボリュームは数百万人規模になるとのことだ。

(山本善之介)