27日、広東省広州市では2015年から販売禁止された生きた家禽の闇市が活況を呈しているという。資料写真。

写真拡大

2017年2月27日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、広東省広州市では2015年から販売禁止された生きた家禽(かきん)の闇市が活況を呈しているという。

広州市では2015年に生きた家禽類の販売が禁止され、市場では食肉処理場で処分して冷凍された鶏肉しか販売することができなくなったが、地元の人たちは大いにうんざりしているようだ。

生きた家禽の販売を禁止した目的は、鳥インフルエンザウイルスの拡散を防ぐためだ。今年1月以降、中国国内ではH7N9型鳥インフルエンザウイルスによって少なくとも94人が死亡している。しかし、広州では闇市が依然活況を呈し、消費者が違法商品を買うリスクを冒しているという。

現地のある主婦は、週末のごちそうの材料を求めて市場の近くにやってきたが、市場の食肉店には見向きもせず、近くの路地で生きた鶏をその場でさばいて売る業者を探し求めた。闇市に健康リスクがあることは承知の上だという。主婦は「路地はいつも汚れていて、内臓や羽根が散らばっている。ここにあまり衛生さを求めてはいけない。でも私たちは普通、欲しい鶏を指さして注文し、店の人がさばいてくれたものを受け取りに来る。触らない限りは大丈夫」と語っている。(翻訳・編集/川尻)