27日、韓国メディアによると、韓国の朴槿恵大統領の弾劾の是非を審理している憲法裁判所で最終弁論が開かれ、朴大統領が書面を通じ訴追内容をすべて否認した。写真は韓国大統領府。

写真拡大

2017年2月27日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾の是非を審理している憲法裁判所で最終弁論が開かれ、朴大統領が書面を通じ訴追内容をすべて否認した。

代理人の弁護士が代読した朴大統領の意見書については注目すべきポイントが複数報道されたが、中でも韓国国民の反響を呼んだのは、14年4月、旅客船セウォル号の事故当日の行動をめぐる大統領の主張だ。朴大統領は「セウォル号当日、(大統領)官邸執務室で状況報告を受け、人命被害を最小限にとどめるよう数回にわたり指示した」と当時の状況を説明、「ただ、災害救助の専門家ではない大統領が介入し過ぎると救助作業の助けにならず、計画実行の妨げにしかならないと判断し、救助状況に関する報告を待った」として、セウォル号の惨事に無関心だったとの国会の指摘に反論した。

また、これまで何度となく持ち上がっていた、当時、大統領が官邸で美容・医療施術を受けていたのではないかとの疑惑について「まったく事実ではない」と明確に否定した。

一方、親友の崔順実(チェ・スンシル)被告に自身の演説文を流出させていた問題については「大統領選挙において、一般の国民が理解しやすく共感できる表現について崔氏の助言を聞いただけ」だと主張した。

こうした朴大統領の「最後」の主張を受け、韓国のネットユーザーが多数のコメントを寄せている。うち最も多くの共感を得たのは「非常事態における統帥権者の存在意義をなくしてしまう発言では?戦争が起こっても、国防部の邪魔になるからって何も言わないつもり?」とのコメントだ。他にも大統領の主張を単なる弁明とする声が多く、「それで7時間も寝てたのか?」「笑える。髪をきちんとセットして現れたのはなぜ?」「救助の妨げになるからって施術を受けるとはさすがだよ」「本当に悪魔は実在するんだと思った」などのコメントが並ぶ。

また、「くだらない言い訳ばかり聞いてるのも本当にストレス」「もう何も言うことはない。とにかく火病で倒れそう」「国の妨げになるからもう大統領をやめてくれないかな」「韓国の発展の一番の妨げになってますよ」「最後までこれか…」といった声もあった。(翻訳・編集/吉金)