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チームスピリットは、勤怠管理や経費精算など社員が毎日使う業務を一体化したサービス「TeamSpirit」上で、社員の「勤務間インターバル」を可視化して、社員の健康的な働き方を実現するための「勤務間インターバル・レポート」機能の提供を、3月1日より開始すると発表した。

TeamSpiritは、チームスピリットが提供する勤怠、就業、経費、工数、稟議などの管理に加え、社内SNSの機能を持つサービス。同サービスは、モバイル端末にも対応しており、場所を選ばず利用することができる。さらに、多様な働き方に対応して、36協定や就業規則に基づいた残業時間の一覧表示、工数と経費のプロジェクトへの紐付け、簡単なワークフロー設定による社内稟議書の作成などを自動化することが可能で、管理職を含めた従業員の業務の効率化を実現できる。

勤務間インターバルとは、前日の退社時間から当日の出社時間までの休息時間のこと。EUでは、24時間につき最低連続11時間の勤務間インターバルを確保すること(1993年EU労働時間指令)を加盟国に求めている。一定時間のインターバルを確保することを義務づけることによって、過重労働の防止を目指している。

今回発表した、勤務間インターバル・レポートを利用することにより、TeamSpiritに打刻されたデータを元に、社員それぞれの勤務間インターバルが容易に把握できる。それにより、一定時間(11時間など)に満たない社員の実績(インターバル違反)をレポートとして抽出することが可能になる。このレポートの活用により、人事部や部門長はインターバル違反あった場合、すぐに把握できるようになり、社員に対して指導、改善などの適切な対応が可能になる。

(山本明日美)