出典:(c)TBS

TBSでは、4月期の日曜劇場(毎週日曜よる9時)で、警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描く警察エンターテインメントドラマ『小さな巨人』を放送することが決定。

日本全国にいる警察官の数は約30万人を誇り、その内4万人もの警察官が“警視庁”勤務となります。

それは、警視庁(MPD=Metropolitan Police Department)という名の通り、国の立法府・行政機関・皇族・要人の警護など、日本の首都・東京を守る役目も担う“首都警察”でもあるから。当然、警視庁に勤務する警察官たちは、厳しい競争率を勝ち抜いて選ばれた精鋭たち……。と言いながら、警視庁の警察官は、俗に言うノンキャリで東京都の地方公務員。

キャリアと言われているのは警察庁で全国の警察を指揮監督する国家公務員のことを指し、年に15人ほどしか採用されていない超エリートです。この超エリートに歯向かうノンキャリアは皆無と言われており、逆に、警視庁の内部にこそ“平等”という名の“えこひいき”が存在しています。

東京では、1年間で約16万件の刑事事件が発生。その事件を都内にある102の所轄がそれぞれ担当しますが、ときには所轄だけでは手に負えない重大事件が発生します。その事件を担当するのが、警視庁が誇る精鋭集団であり、東京の治安を根底から支えている“捜査一課”です。そして、警視庁4万人の現場警察官の頂点に立ち、捜査に関する全権力を掌握する最高の現場指揮官が“捜査一課長”。

警視庁の中で、ノンキャリ最高峰のポジションが、“捜査一課長”なのです!

その地位にまで上り詰める方法は、人事。なぜなら、警察とは絶対的な階級社会であり、人事がすべてだから。警察では一年を通して様々な階級の昇任試験が行われ、倍率何十倍もの競争に勝ち残ることで階級を上げ、地位を高めていきます。

ですが、試験の成績が良いだけでは昇任できず、さらに重要となるのが加点制度。上司から得られる日頃の勤務評価が加算されるため、上司から可愛がられなくては出世できません。そのため、警察官同士での蹴落とし合いや足の引っ張り合いが起こります。

そんな組織の中でも警察官たちは“国民の命を守り、正義を守る”という、当たり前の使命を懸命に果たしたいと考えていますが、事件は絶え間なく起こり、市民の命が危機に晒されている中でも、出世を望む一部の刑事たちの足の引っ張り合いや、責任の押し付け合いによって、彼らの捜査は妨害されてしまうのです。

そんな現実の中で彼らは、いったい何を守ろうとしているのでしょうか。正義を守るという当然のことが、これほどまでに難しいことなのでしょうか。警察官たちは、毎回その問いかけに直面し、怒りに叫び、目の前の事件と、出世や人事問題に対峙し、究極の選択を迫られることとなります。

その中で起きる人事を巡る警察官同士の対立や確執は、サラリーマン社会における人間模様と同様であり、警察官も血の通う個性を持った人間……。

ドラマでは、謎解きを重視した本来の警察ドラマとは一線を画した、今までにはない“リアルな警察の姿”そして“人”を描きます。

主人公は、実力で“未来の捜査一課長間違いなし”と呼ばれるまでの活躍をする捜査一課の刑事・香坂真一郎。香坂は、捜査一課長を目指していましたが万年所轄刑事だった父・淳史のため、妻・美沙のため、そして自分のために捜査一課長を目指して邁進してきました。

ところがある日、取り調べの際にひとつのミスを犯してしまい、これまで評価してくれていたはずの捜査一課長・小野田の証言により、所轄へと左遷させられてしま
います。出世街道から外されてやってきた所轄には、小さな事件でも不器用ながら己の正義を信じ事件に挑む同僚たちがいました……。

その姿を目にした時、香坂は刑事としての使命・本当の正義に悩みつつも、自分の“正義”を信じ、“悪”と対峙していくことに。そんな香坂を演じるのは長谷川博己さん。昨年、興行収入80億円を突破した映画『シン・ゴジラ』で主演を務め、『第40回日本アカデミー賞』で優秀主演男優賞に選出された長谷川さんが、日曜劇場の主演に初めて抜擢されました。

2009年度に日本アカデミー賞をはじめとした賞レースで新人賞を総ナメにし、近年では数々の注目映画への出演やテレビドラマでも主演を果たしている岡田将生さんが、TBSテレビの連続ドラマに初出演します。

岡田さんが演じるのは、香坂と同じく捜査一課長を目指す刑事・山田春彦。山田は東京大学法学部を卒業後、警視庁に入庁。本来、東大出身者はキャリアといわれる警察庁に入庁することが多く、しかも彼の父親は警察庁次官から内閣官房副長官という官僚のトップにのぼりつめた人物です。

そんな山田が、ノンキャリと呼ばれる警視庁を選んだことには理由がありました。それは、現場の総指揮官である捜査一課長となり、ある“未解決事件”の捜査の指揮をとること。

組織の中で力を発揮し、最短距離での出世をすることで、自分の理想とする仕事をしたいと考えているからでした。

実力派俳優陣の出演も決定。香坂の異動先の所轄で同僚となる現場叩き上げの刑事・渡部久志を安田顕さんが演じます。渡部は出世に興味がなく単独行動も多いため扱いにくい刑事ではあるが、自身の正義に対して決して揺るがない男。本庁からやってきた香坂と衝突します。

また、これまでにも映画やドラマの出演経験がある落語家・春風亭昇太さんの出演も決定。前捜査一課長で警察署の署長・三笠洋平を演じます。三笠は、同じ警務畑を歩んできた香坂を可愛がっています。現捜査一課長の小野田と捜査理論が異なるため、激しく嫌悪し対立していくことに。

このほかにも、駿河太郎さん、手塚とおるさん、舞台界の大御所俳優・木場勝己さんの出演も決定。

今、大注目の俳優たちが描き上げる珠玉の作品にご期待ください。

そして、主人公・香坂の刑事人生を大きく変える捜査一課長・小野田義信には、超大物俳優が決定しています。小野田は高卒のノンキャリ叩き上げから、事件現場の最高指揮官である捜査一課長までのぼりつめた実力の持ち主。

対立する前捜査一課長・三笠のお抱えである香坂を自分の部下に引き入れたのは優秀な道具と認めたから。ですが、そんな香坂が左遷される要因となる証言をしたため2人の関係に亀裂が生じます。

香坂ら警察官たちが目指す最高峰のポジションは、小野田の手に握られています。小野田は、香坂にとって最大の敵になっていくのでしょうか?

さらに、このドラマのヒロインとして警察官たちの人事を握る人事課に配属された新人職員・三島祐里役には今、最注目の若手女優が決定。隠された配役に注目してください。

己の正義を信じて戦う刑事たち。

本庁と所轄の対立の中で対決していく人間たちが、辿り着く警察官としての使命。

そして、本当の正義とは……。

 

■第1話あらすじ

警視庁捜査一課強行班1係長の香坂(長谷川博己さん)は、今年三度目の捜査本部事件を解決する活躍をみせていました。その祝勝会と称して、前捜査一課長で今は所轄の署長をしている三笠(春風亭昇太さん)と料亭で会食していると、どこで聞きつけたのか現捜査一課長・小野田が現れます。

三笠と小野田は優秀な 部下の香坂を評価しているという共通点はありますが、互いの捜査理論の違いから腹の底ではいがみあっているのでした。

会食を終えた香坂は、料亭の前で中小企業の社長・中田隆一の飲酒運転を目撃して取り調べた際、偶然、隆一の車を傷付けてしまいます。すると翌朝、大手ニュースサイト・ゴーンバンクの見出しに“飲酒状態の刑事、車を破損”と記事が掲載。

香坂は警察官による不正を調査する監察官・柳沢(手塚とおるさん)に呼び出され、飲酒状態で取り調べをしたのではないかと問いただされます。黙秘を続けますが、上司にあたる小野田が呼び出され、飲酒していたことを打ち明けられ、警察の名誉を傷付けたとして所轄への異動を命じられてしまいます。

香坂が署にやってくると、日本経済のトップに立つIT企業ゴーンバンク社の社長・中田和正が誘拐される事件が発生。誘拐犯は“身代金10億円を用意しろ”と要求。

捜査一課の時と同様に捜査をしようとする香坂でしたが、これまで部下であった警視庁捜査一課長付運転担当・山田(岡田将生さん)に「所轄は後方支援。現場は本庁に任せてください」と釘を刺されます。香坂のもとに残されたのは、問題だらけの所轄刑事のみ。

彼は窮地を脱し、捜査一課に返り咲くことはできるのでしょうか!?

 

■コメント

主演・長谷川博己さん

警察組織を舞台に、人間の出世欲や権力欲、正義とはなにか、を描いた完全オリジナル作品です。事件ものの刑事ドラマの枠にとらわれることなく観る方々それぞれの心に何かを残す普遍的な作品になると思います。

数々のヒット作品を送り出したスタッフの皆さんと様々なジャンルの出演者がどのような化学変化を起こすか、私自身も楽しみでなりません。

岡田将生さん

今回、初めてTBSの連続ドラマに出演させて頂きます。僕が演じる山田という役は、誰かを蹴落としてでも上にのぼり続けることしか頭にない、向上心の塊みたいな人間です。冷静かつ、寡黙なその顔が表の顔なのか裏の顔なのか、キャラクターを含め物語がすごく気になります。

今まで演じたことがない役なのでとても楽しみですし、この役と共に長谷川さんに真正面から衝突していきたいと思っております。

気合い充分です!  絶対に面白くなるので、是非ご覧ください!

プロデューサー・伊與田英徳さん

警察官の生き様を描いた人間ドラマです。以前、警察官の方々と話す機会がありまして、正義に対する意志の強さに驚かされたことがありました。「悪事を犯した人間を絶対に許さない」と。

一方で、警察官の色々な不祥事が報道されているのも事実です。私が知り合った警察官からは、想像のつかないかけ離れたことば
かりです。きっと、色々な警察官の方がいるのだと思います。警察官も人間なのだと思います。そして、日本の平和のために毎日、働いていらっしゃる警察官の方々の喜びと苦悩をドラマにできたらと思いました。

実は、長谷川さんには以前から何度かオファーさせていただいていたので、今回、実現できたことを大変うれしく思います。誠実で、同時に奥に秘めた熱い闘争心を感じる長谷川さんが、警察官の正義を貫くために苦悩する主人公をどう演じてくれるのかとても楽しみです。

岡田さんは、以前、局ですれ違った時に、彼のスマートながらも存在感があり、芯のある出で立ちに興味を持ちました。今回、内に秘めた情熱をどう演じていただけるのか楽しみです。

安田さんに燻し銀的な所轄刑事を、昇太さんには理想の上司を演じていただくことになっています。さらに、駿河さんには長谷川さんの同期の友人役、手塚さんには警察の警察といわれている監察官を演じていただきます。それぞれの警察官の生き様をどう演じていただけるのか注目していただきたいです。

取材を重ね、新しい警察ドラマをお届けできたらと思います。警察ドラマならではの推理は勿論、警察で働く人々の人間模様を楽しんでいただければと思います。

 

■制作概要

日曜劇場『小さな巨人』

放送日時:4月期日曜日よる9時〜9時54分

製作著作:TBS

プロデューサー:伊與田 英徳 飯田 和孝

監修:福澤 克雄

演出:田中 健太 渡瀬 暁彦

脚本:丑尾 健太郎 八津 弘幸

出演:長谷川 博己 岡田 将生 安田 顕 駿河 太郎 手塚 とおる 木場 勝己 春風亭 昇太

【参考】

※ TBS

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