佐藤琢磨(BAR・ホンダ)

写真拡大 (全2枚)

 F1第11戦イギリスGP、シルバーストーン・サーキット、天候晴れ。ここまで全19戦中10戦を終え、20名のドライバーの中でただ一人ノーポイントの佐藤琢磨(BAR・ホンダ)。8番手位置からのスタートで初のポイント獲得が期待されたが、スタート前から彼に試練が訪れる。なんとフォーメーション・ラップ途中で琢磨のマシンは突然コース上でストップしてしまい、スタート位置までたどりつくことができない。

 琢磨抜きの隊列でスタートが切られると、3番手スタートのファン・パブロ・モントーヤ(マクラーレン・メルセデス)が飛び出し、ジェンソン・バトン(BAR・ホンダ)とフェルナンド・アロンソ(ルノー)を交わしトップに立つことに成功する。ここでイエローフラッグが出されセーフティカーが投入、琢磨はロングラン作戦に切り替えてピットで給油の後に最後尾からのスタートとなってしまう。

 レース序盤はモントーヤをアロンソが追う展開。全60周をルーベンス・バリチェロ(フェラーリ)を除いた全車が2ストップ作戦を選択し、20周前後で続々とピットイン。22周目にトップを行くモントーヤが先にピットに入ると、翌23周目にアロンソがピットイン。ピットアウトでの順位変動に注目されたが、ピットレーン出口で2台が並ぶものの、ここはなんとかモントーヤが前を押さえた。

 2回目のピットを終えても1位モントーヤと2位アロンソの順位は変わらない。前回のフランスGPに続き2戦連続のエンジン交換のために、予選2番手のタイムを出しながらも10番手降格のスタートとなったキミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス)は徐々に順位を上げ、ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)の2戦連続のピットストップでのエンストにも助けられての3位フィニッシュ。4位フィジケラ、5位バトン、琢磨は16位完走。マクラーレンがルノーに対しチームとしての強さを見せつけたレースとなった。

livedoor 自動車 決勝レース結果