清水富美加(千眼美子)の出家は宗教依存ではなかった!?

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 女優、清水富美加(22)の出家宣言が衝撃を持って伝えられている。テレビ、舞台、ラジオ、CMと、まさに大活躍中の若手女優による突然の出家騒動。なぜ彼女をそのような行動に及んだのか。「幸福の科学」とはどのような宗教団体なのか。詳報については、スポーツ各紙、芸能ニュースでも取り上げられているのでそちらに譲るとする。

 出家の真の原因について理解し、今後、彼女が宗教家としてのアイデンティティを確立していくのか、あるいは芸能界に戻るなど他の選択があるのかを占うなら、22歳の青年期の彼女の生き方・働き方の選択に影響を及ぼした要因について、まず思いをはせてみることが肝心である。

◆自筆コメントに見る寂しさと、アイデンティティへの欲求

 以下は彼女の自筆コメント全文である(ナンバリングと強調は筆者による)。

 「ファンの皆様・報道関係者の皆様へ

 ファンの皆様、関係者の皆様、友だち、飲み友達、私と話したことがある人、知ってくれている人。突然に、【-1】本当に突然に芸能界から姿を消して申し訳ありません。お世話になっていた現場や、共演者さん、スタッフさん、関わらせて頂いた方々にご迷惑をおかけしていること、しっかりと自覚しております。

 しかし、【-1】約8年、このお仕事をさせていただきましたが、その中でお仕事の内容に心がおいつかない部分があり、しっかりとした生活が送れず、毎日がギリギリの状態でした。
なので今、出家したいと思いました。

 私、清水富美加は幸福の科学と言う宗教に出家しました。
 
 なんで、それで、出家することになるのか皆さんにとっては何もかもが意味不明だと思います。幸福の科学が、宗教が、出家と言うものが何なのか。「出家したい」と言ったら、マネージャーさんにも、「意味が分からない。やめてくれ。」と言われました。無宗教の方が多い現代では誰もがするであろう反応ということも分かっております。

◆「出家」=「そっとしておいてほしい」!?

【-2】それでも神とか仏とか、あの世とか、確かめようのないもの、この目で見たこともないものを、私は信じ、神のために生きたいと思いました。出家を決意してからは、安定した生活が送れるようになっております。

 皆様から見たら洗脳とも取れるであろうこの一連の出来事やこの約8年間で感じてきた【-3】素直な気持ちを、これから、偽りなく、明かしていきたいと思います。【-2】どうかこれからも温かい眼で見守って頂ければ幸いです。本当に本当にありがとうございました。

2017年2月吉日
清水富美加」

 既に各紙を通してご覧になった方も多いであろう。筆圧や文字の大きさなど重要な心理状態の表現もあるが、ここでは文面から分かる依存心と青年期の葛藤に絞って考察を深めたい。

 まず冒頭と最後の段落にある【-1、2】には、今回の出家の意味がよく表れている。「姿を消して申し訳ない」と始まるが、「これからも温かく見守って頂きたい」と締めている。そう、「出家するので現世よ、さようなら」ではなく「そっとしておいてほしい」+「今後もよろしく」という「承認」を求めているのである。

 与えられた仕事で散々傷ついた。自分を回復し癒す場が必要で宗教を選んだ。認めて理解してほしい。見ていてほしい。そんな訴えである。その証拠に「@sengen777」と言う新たなツイッターアカウントを明かしている。これだけ見ても今回の出家が、彼女の主観では、世俗世間への別れでは無く新たなアプローチの開始宣言と読み取れる。
 
 ここで、注目すべきは、彼女が回復と癒しを求めたのが宗教であることだ。なぜ、仕事や社会での自立ではなく宗教の懐に抱かれることを選んだのか。