6日、台北市の副市長を務めたこともある政治家が中国の高い可能性をテレビで指摘するなど、台湾で中国を現実的に評価する動きが徐々に出てきている。写真は台北。

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2017年2月26日、台北市の副市長を務めたこともある政治家が中国の高い可能性をテレビで指摘するなど、台湾で中国を現実的に評価する動きが徐々に出てきている。香港のアジア・タイムズ・オンラインが伝えた。

台湾では2013年に「中国人は茶卵も食べられない」といううわさが立った。茶卵はお茶で煮て味付けした庶民の食べ物で、値段も安い。中国はそれほどまでに立ち遅れており、貧乏だというイメージが強かった。

ところがこのほど、元台北副市長がテレビで台湾の政治について語った際、「主要メディアの中国に対する偏見に満ちた報道に流されないように」と注意を促した映像がネット上で拡散している。

映像は2016年11月のもので、「中国はインターネット関連産業で新たな業態を確立しつつある。台湾を超え、アジアを制覇するどころか、世界を超越しようとしている」と指摘。若い世代を中心にさまざまなシーンでオンライン技術を駆使したサービスが定着していることを挙げ、「台湾人はもうじき中国を笑えなくなる」と話している。

茶卵に似たうわさは、「冷凍ギョーザすら高級品で買えない」「駅でインスタントラーメンを食べていると大勢の人から注視される。そんな高級品は食べられないから」などいくつもあったが、ここに来て中国を評価する人が増えている。(翻訳・編集/岡田)