中国人旅行客のマナーが各国で問題となるケースが近年増えている。韓国・済州国際空港では中国人旅行客たちが購入した製品の包装を出発ロビーの地面にそのまま投げ捨て、ロビーはまるでゴミ捨て場のような状態になって問題となった。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国人旅行客のマナーが各国で問題となるケースが近年増えている。韓国・済州国際空港では中国人旅行客たちが購入した製品の包装を出発ロビーの地面にそのまま投げ捨て、ロビーはまるでゴミ捨て場のような状態になって問題となった。

 ゴミをロビーに捨てていった中国人旅行客たちとしては「飛行機の離陸時間に変更があり、急いで登場する必要があった」、「大量の商品を包装されたまま中国に持ち帰ると、税関で検査された時に関税がかかる可能性がある」などの事情があったようだが、だからといってロビーにゴミを放置したまま中国に帰国して良いことにはならない。

 中国メディアの澎湃新聞はこのほど、今回の中国人旅行客たちの行動は国が違えば処罰されていた可能性があることを伝え、中国人全体の民度が疑問視される行動は慎むべきと伝えている。

 中国人旅行客たちが空港のロビーに大量のゴミを投げ捨てたことについて、記事は「米カリフォルニア州だったら100ドル(約1万1214円)の罰金と8時間の労働を科された可能性がある」、「シンガポールだったら300シンガポールドル(約2万3947円)の罰金となっていたかもしれない」と指摘し、国外に旅行に出かけるならば、現地のルールを知っておかなければならないと論じた。

 続けて、中国人旅行客の多くは「現地のマナーを守って旅行を楽しんでいる」と指摘しつつも、一部の人のマナー違反によって中国人全体の民度が疑問視されていると主張。一方、中国には「渡航先に痕跡を残さない旅行」を実践している人もいると紹介し、この「渡航先に痕跡を残さない旅行」のもっとも基礎的な行動である「ゴミをポイ捨てしない」、「痰を吐かない」、「観光地に落書きをしない」、「列に割り込まないなど」といった行動は中国人でもできるはずだと主張し、渡航先で中国人全体の民度が疑問視される行動は慎むべきと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)