歌手でタレントのベッキーが26日放送のニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」にゲスト出演。ベッキーは昨年、謹慎中に偽名を使っていたことを明かすと、鶴瓶は昨年限りで解散したSMAPの中居正広に言及。「『中居さん』って言われて、『解散』って聞こえるねんて」と中居が抱えていた苦悩を明かした。

 謹慎していた昨年、最初の4カ月ほどはほとんど外出することもなかったベッキー。事務所での打ち合わせや歯医者で出かける程度だったという。

 歯医者に行った際、ベッキーは「私の本名はレベッカなんですけど、呼ぶと周りが『あっ』と思っちゃうから、偽名でベッキーを逆にして『キベさん、どうぞ〜』って言われて、『あ、はい』って治療したりとか」と偽名を使って治療に出かけていたことを明かした。

 この話を聞いた鶴瓶は、中居のことを持ち出した。鶴瓶は「中居もね。『中居さん』って言われて、『解散』って聞こえるねんて」と中居が似通った言葉に戸惑い、「『中居さんどう思います?』とか、全部、『解散』って聞こえると」と、中居が抱えた苦悩を明かした。

 さらに鶴瓶は「お前それ、末期やでと。『中居さんいいでしょ』『解散いいでしょ』って言われてるみたいに思って、今やから言えるけど」と続けた。

 これにベッキーはシンパシーを感じたようで、「騒動になると敏感肌になって、あのワードのことかなって思っちゃうんですよね」と話し、自分のことのように中居の気持ちを慮っていた。