いちご狩りをした人は、持ち帰り用の摘み取りもOK。おみやげ用の箱(100円)も販売/原田いちごファーム

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いちご農園が多く点在するする、関西いちご狩りの聖地、兵庫県三田市。2017年から新たにいちご狩りをスタートさせたファームや、希少品種の“紅クイーン”が食べられる2016年オープンの大型農場、さらに、駅から徒歩5分の電車でも行ける2017年オープンの農園など、三田市の最新いちご狩り&食べ放題情報を紹介!

【写真を見る】約1000平米の広々としたハウスで約7100株の紅ほっぺ&おいCべりーを栽培/原田いちごファーム

■ 希少品種「紅クイーン」が食べられる!地域最大級のいちごハウス

熱血百勝(百姓)こと永塩 有さんが運営する「ながしお農場」が、2016年からいちご狩りをスタート。約2万7000株のいちごが実る合計約4000平米のハウスは地域最大級の規模。紅ほっぺなどのほか、兵庫の新品種「紅クイーン」も栽培する巨大ハウスでいちごが食べ放題だ。いちご狩りのあとは、JA兵庫六甲の直売所「農協市場館 パスカルさんだ」でいちごスイーツもぜひ。場内の「ながしお農場パスカルさんだ販売所」では、ながしお農場のいちごを使ったスイーツを販売している。

2段高設栽培のハウス内は通路幅も最大約150cmと広々としていて、くつろぎスペースもあり、のんびりといちご狩りが楽しめる。摘み取り体験もOK。

【兵庫でしか食べられない希少な品種“紅クイーン”】紅ほっぺ&アキヒメ、かおり野に加えて、兵庫県の新品種の紅クイーンを栽培。紅クイーンは2014年に登録した新品種で、酸味、甘味、食感のバランスのよいのが特徴。「場内には全10棟のハウスがあります。その日いちごが食べごろのハウスへ案内します」と代表の永塩 有さん。

■いちご狩りDATA<制限時間:30分、いちご4種 6月中旬まで(予定) 料金:食べ放題小学生以上1700円、3歳〜1400円 予約:予約可(※当日予約は電話のみ9:00〜12:00) 品種:アキヒメ、紅ほっぺ、かおり野、紅クイーン 栽培方法:高設栽培 持ち帰り:摘み取り250円/100g(※別途入園料200円必要) トッピング:練乳(100円)※持込可>

■ JR大阪駅から快速で約45分で到着!駅すぐのいちご園

JR新三田駅から徒歩5分、アクセス抜群のいちご園「新さんだ農園いな岡」がオープン。飲食店経験者のオーナーが手作りしたハウス内は、清潔感あふれ、洋風の休憩スペースもあり、カフェ感覚でいちご狩りができる。南向きの2段高設栽培で育ったいちごはジューシーで、摘み取りのみもOK。豊かな自然に囲まれた三田のファームに、電車に揺られていちご狩りへ!

約5600株のいちごを栽培。10月にはJA兵庫六甲賞を受賞した枝豆狩りも実施。

ハウス内にはテーブル席がある休憩スペースも。「ハウス内のテーブルで休みながら、いちご狩りを楽しんでください」とオーナーの稲岡英明さん。

■いちご狩りDATA<制限時間40分、いちご2種 機関:6月中旬まで(予定) 料金:食べ放題小学生以上1700円、3歳〜1400円 予約:予約可 品種:アキヒメ、紅ほっぺ 栽培方法:高設栽培 持ち帰り:摘み取り240円/100g トッピング:なし※持込可>

■ 有馬富士ふもとの新いちご園「原田いちごファーム」

有馬富士のふもとに2015年にオープンしたいちご園「原田いちごファーム」が、今年から一般公開していちご狩りをスタート。いちご栽培に適した三田の気候のなか、いちごのみに集中して育てられたいちごは大粒でジューシー。なにも付けずに食べるのがおいしい。

約1000平米の広々としたハウスで約7100株の紅ほっぺ&おいCべりーを栽培。2018年シーズンには新たにハウスを増設予定。高設養液土耕栽培で育ったいちごはどれも大粒。立ったままいちご狩りが楽しめる。

いちご狩りをした人は、持ち帰り用の摘み取りもOK。おみやげ用の箱(100円)も販売。「昼夜の寒暖差の大きい三田はいちご栽培に最適。今年は昼の気温も高くおいしく育ちました」とオーナーの原田真司さん。

■いちご狩りDATA<制限時間:30分、いちご2種 期間:6月中旬まで(予定) 料金:食べ放題大人1700円、小学生1500円、2歳〜1000円 予約:要予約(19:00〜15:00) 品種:紅ほっぺ、おいCベリー 栽培方法:高設栽培 持ち帰り:摘み取り250円/100g トッピング:なし(練乳の持込可)>【関西ウォーカー編集部】