第1節Wシドニー戦で1得点1アシストを記録した浦和レッズFW李忠成

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 28日に行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でFCソウル(韓国)とホームで対戦する浦和レッズのペトロヴィッチ監督とFW李忠成が、前日会見に出席したことをクラブ公式ウェブサイトが伝えている。

 昨季、ACLラウンド16で対戦した両チーム。ホームで行われた第1戦を1-0でモノにした浦和だったが、第2戦の90分を0-1で終えると、延長戦では激しい点の取り合いとなり2-3で120分間の終了を迎えた。2試合合計3-3となって迎えたPK戦で6-7でFCソウルに屈し、大会から姿を消すことになった。

 今月12日には「さいたまシティカップ」で両チームは対戦。浦和は前半39分にFCソウルに先制を許したものの、後半38分にMF長澤和輝がミドルシュートを叩き込み、1-1のドローに持ち込んだ。

 会見に出席したペトロヴィッチ監督は「対戦すれば、内容、結果ともに拮抗した試合になる相手。レッズとしては運動量、球際で高いレベルに持っていかなければ、厳しいゲームになると思う」と語り、同席した李は「昨年の韓国王者であり、ACLでPK戦の末に敗れたFCソウルを相手にホームで戦えるのは、神様がくれたとても楽しみな舞台だと思う」と話すと、続けて意気込みを示している。

「今年は去年よりも成熟した浦和レッズを、埼玉スタジアムで見せることができれば、必ずいい勝負ができると思う」

 なお、浦和は21日に行われたグループリーグ第1節でウェスタン・シドニー・ワンダラーズから4-0の快勝を収め、白星スタートを切っている。


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