パリ・オペラ座バレエ団が来日し、ステファン・リスナー総裁とマチアス・エイマンら主要ダンサーが2月27日に記者会見を行った。

 パリ・オペラ座バレエ団の来日公演は今回が14回目、オレリー・デュポンが芸術監督に就任してからは初の来日となる。演目はパリ・オペラ座にとってレパートリー中のレパートリーと言えるロマンティック・バレエの代表作『ラ・シルフィード』と、日本初演作を含む『バレエ・ガラ』という対照的な組み合わせだ。『バレエ・ガラ』では、20世紀の巨匠バランシンによる『テーマとヴァリエーション』、ミュージカルの振付でも有名なロビンズの『アザー・ダンス』、そして今回が日本初演となるミルピエの『ダフニスとクロエ』の3作が披露される。『ダフニスとクロエ』は約1年前に作られたばかりの新プロダクションであることに加え、世界文化賞を受賞したダニエル・ビュランが装置を担当していることにも注目が集まっている。

 マチアス・エイマンは、『ラ・シルフィード』について「技術の高さばかりが注目されがちな作品だが、ダンサーにとっては様々な感情を表現しないといけない感情のパレットのような作品。是非、ストーリーに目を向けながら舞台を楽しんでいただきたい」と見どころを説明。そして2016年12月31日にエトワールに任命されたばかりのレオノール・ボラックは、素晴らしいダンサーとともに踊れることへの感謝を述べ「エトワールとしての初舞台ということを意識しすぎず、以前と変わらないバレエを継続していきたい」と意気込みを見せた。356年という世界最古の歴史を持つパリ・オペラ座バレエ団の来日公演は、3月2日から12日まで東京文化会館にて開催される。

◎公演情報【パリ・オペラ座バレエ団】
「ラ・シルフィード」3月2日(木)〜5日(日)
「グラン・ガラ」3月9日(木)〜12日(日)
東京文化会館
入場料:S席27,000円、A席24,000円、B席21,000円、C席17,000円、D席13,000円、E席9,000円